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ウォーレン・バエッットと言えば、コカコーラやアップルを始めさまざまな大企業に投資している名実ともに世界一の投資家だ。ウォーレン・バフェットは生まれ故郷のネブラスカ州オマハに住み、彼の会社「バークシャ・ハサウェイ」がオマハにある。アップル、グーグル、マイクロソフトなどに次いで企業価値が高い上場企業で、世界最大の投資持ち株会社だ。経済の事は知らなくても、彼の名前を聞いたことはあるだろう。

先週末にウォーレン・バフェットの会社「バークシャ・ハサウェイ」の株主総会がオマハで開催された。世界から4万人の投資家がこの日のために集まる。会場の駐車場の開門は午前3時半だが、午前7時の開門には、すでに大勢の人が会場のいい席を取るために長い列に並んでいる。その様はまるでロックスター並みだ。 会場は開門と同時にあっという間に人で埋まる。

午前8時半のオープニングを待つ人の熱気に包まれている。会場内は大音量で、ピンクフロイドの「マネー」が流れる。投資会社の株主総会ではなく、まさにロックスターの登場を待つロックコンサートの会場のようだ。違うのはステージにはドラムもギターもなく、机にマイクがあるだけだ。2人はコーラを飲み、自分たちの所有する会社のシーズキャンディに時々手を伸ばしながら総会を進める。

「バークシャ・ハサウェイ」の最高経営責任者であるウォーレン・バフェットはこの8月に95歳になり、今年で最高経営責任者の職を退くことを発表した。長年に渡るビジネスパートナーのチャーリー・マンガーが一昨年99歳で亡くなり、ウォーレン・バフェットも自らの進退を考えていたのだろう。発言する姿を見ていると、95歳とはとても思えない。頭脳の明晰さはバッフェトもマンガーも変わらない。

ウォーレン・バフェットはチェリーコーラと野菜なしハンバーガーが大好物で、食べ物に無頓着でも健康で長生きができるものだ。成功談もいいが、彼は投資に失敗した時の決断の早さ、撤退の巧さこそが投資には大切だと私たちに教えてくれる。先日95歳になったクリント・イーストウッドと同じ年のウォーレン・バフェット、二人にはいつまで元気に長生きして欲しいものだ。






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