山梨県にアメリカのある施設が出来て、1週間前から開店を待つ人が並び、1日前の深夜には冷たい雨が降っているのにもかかわらず、開店日の午前3時半には1000人以上が並んだそうだ。
ここは有名ミュージシャンのコンサート会場でも、ディズニーランドのようなアミューズメントパークの開園でもない。シアトルのカークランドに本社をもつ会員制の巨大な倉庫型店舗「コスコ(コストコ)」の南アルプス店の開店オープンに並ぶ人たちだった。
日本国内では37店舗目の開店で、山梨県周辺ではまだ珍しい店舗形式なのだろうが、日本でのコスコ人気には驚く。誰もが入店できる店舗ではなく、入店して買い物をするには高い年会費を払って会員にならなければならない。日本にないスタイルの販売形式に商品の品揃えが人を惹きつけるのだろうか?
今日の午前にコスコで買い物をしたが、もちろんお得な値段の商品も多いが、意外に安くないと感じる事が少なくない。何といっても量が多いので、二人家族の我が家では買うものも限られている。ここでしか手に入らない物や食料品を中心に必要なものだけを買い求めている。ネコの砂はいつもコスコだ。
アメリカ式の大量に購入するスタイルが日本で人気があるのが少し不思議だ。日本の住居環境を考えると、品物をストックしておく場所にも限りがあるはずだ。それでもコスコが受け入れられているのは、日本にない非日常な巨大な空間に惹きつけられていくのだろう。
店舗の天井の高さに驚き、量の多さやサイズの大きさもに驚き、キョロキョロしながら店舗を歩くちょっとしたテーマパークみたいな感覚でショッピングする。日本のコスコに一度行った事があるが、顧客のカートの品数がアメリカと比べて極端に少ないのに驚いた。郊外のアウトレットにドライブがてら行って買い物をする感覚の非日常的な空間が日本のコスコなのかもしれない。
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