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ライエのフキラウ・カフェの後はここに寄ってみるといい。カフェから海岸に向かって車で5分もかからない所にある岬のライエポイントには、大きな穴が空いた巨大な岩が沖合にある。ちょっとした観光スポットとして、写真などで見た人もいるだろう。

ライエにはポリネシアン文化センターがあるので、この岬ライエポイントに寄ってみる人もいるだろう。ノースショアの冬の荒波に侵食された岩の中央が徐々に砕けていったのだろう。あと何十年もすると中央の上部も寄せる荒波に、その姿を消していくことは確かだ。

ただの侵食した穴の空いた岩に過ぎないけれど、昔からハワイの伝説の一つとして伝え語られている。人々に悪さをする大トカゲを、ある戦士がトカゲの体を切り刻んで海に投げ込んで退治したという伝説がある。そんな伝説を聞くと、この岩が大トカゲに見えるから不思議だ。

伝説から現実問題に戻ると、注意喚起の大きな立て看板が目に入った。沖の大トカゲは真珠湾攻撃の1941年以降の数年、軍の演習訓練の標的に利用されたそうだ。大トカゲ周辺には不発弾が存在する可能性があるので、見つけたらすぐに警察に通報するようにと書かれてある。

大トカゲに空けられた中央の穴は、侵食だけでなく実弾の爆発によるものなのかもしれない。こんな青い空と海の平和な海岸にもまだ太平洋戦争の影がある。

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