新年に起こった違法花火暴発事故は、ハワイ州とホノルル市の違法花火規制の緩みと安全への無知という誰もが想定できたを現実を浮き彫りにしている。
違法花火の暴発事故によって5人が亡くなり20人以上が重症の大事故だ。重傷者の中には命を失う可能性のある方もいて、犠牲者はさらに増えるかもしれない。州では扱えないような重傷者は今朝すぐに空軍機で本土の大きな病院に運ばれている。
違法花火は私たち日本人が想像するような家族で楽しむ可愛い花火ではない。花火大会で火薬の取り扱いに慣れている花火師が打ち上げるような本格的なものだ。素人が家の庭先や路上で打ち上げられるべきものでない花火だ。
5人の犠牲者のうち、2人は即死で2人は病院に運ばれて数時間後に亡くなっている。警察によると、一発目の打ち上げ花火に点火した直後に、50発が入った花火箱をひっくり返し燃え移ったようだ。場所は水に囲まれた海上や河岸ではなく民家の軒先だ。
違法花火が暴発した現場は、ウクライナやロシアの戦場のようだ。タイル張りの屋根には大きな穴があり、亡くなった女性(50代)の死体はバラバラになり脳みそが吹っ飛び路上駐車の車にベッタリ付着し、3歳の幼児の全身の肌は焼きただれている。7歳の少女は足の指を失くして泣き叫んでいる。現場のパーティーには10歳未満の子ども25人以上がいた。(3歳児は1月6日死亡)
現場を訪れた州知事とホノルル市長が、悲痛な表情でまるで戦場のようだとコメントしている。一年を通じて戦場のような違法花火の爆音を聞かされている私たちにとって、今回の違法花火事故は起こるべくして起こった事故に過ぎない。
警察は自宅から「数万ドル相当(150万円)」の違法花火を押収したと述べていることからも、違法花火の出所と購入者を厳しく取り調べて惨事が二度と起こらないように本気で取り組んでほしい。
下の動画では警察が路肩にパトカーを止めて花火見学?取り締まる気はないようだ?現行犯で何人も取り締まることができるチャンスなのに。
*レインボーカウント: 午前8時すぎに出現 2025年 1日
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