20120316 044

ワイキキからノースショアへ行く途中、ワヒアワの街を通過してドールプランテーションを過ぎると左側に広大なパイナップル畑が広がっている。オアフ島を訪れる人の多くが、この雄大なパイナップル畑の風景に感動する。

ホノルル市は本日、オアフ島の新たなゴミ埋立地を建設するためのプランを発表した。35年利用してきたカポレイのゴミ埋立地は、これまで何度も閉鎖を延期しながらも続けてきたが、これ以上利用できなくなったのだ。

新たなゴミ埋立地が8カ所候補に上がり検討されてきた。数ヶ所の埋立地は法的な問題を抱えている。 小さな小島であるオアフ島は、埋立地の候補地が飲料水を供給する帯水層の上にある。水道局指定の「立入禁止区域」内にゴミを放棄したら、オアフ島の住民の飲料水が汚染されることになり死活問題となる。

検討を重ねてホノルル市長が今日発表したゴミ埋立地は、ドールプランテーションを通り過ぎて目にする広大なパイナップル畑だった。オアフ島を訪れる観光地のベスト2であるドールプランテーションを過ぎてノースショアへ向かうと、すぐに左側にポツリとバス停が立っている。その左側一面に広がるパイナップル畑をゴミ埋立地にするのだ。

民家から離れている、地下水の土層からも離れているなどの様々な条件を検討した結果、あのパイナップル畑の一角をゴミ埋立地にすることを決定したようだ。最終候補としての発表だが、これからドール社からの用地の買収や周辺住民のコンセントなど問題は簡単ではない。

もう何十年も変わらなかったオアフ島の中心の風景が変わるかもしれない。片道一車線のカメハメハ・ハイウェイは、オアフ島中のゴミ収集車で渋滞するのだろうか?あそこがゴミ埋立地になるのは想像もできない。

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