楽園ハワイと私 : ハワイではよくある事

クリスマスの観葉植物と言えばポインセチア。鉢植えのポインセチアがスーパーで販売されていた。ハワイは、もういつクリスマスが来てもいい準備ができている。これから年末まであっと言う間に過ぎるのだろう。

いくらハワイでも10月3日に発注すれば、クリスマスまでには十分間に合うだろうと思って台所の電気調理レンジコンロが今日配達された。購入先はホームセンターのロウズ（Lowes）で、在庫がなくて本土からの取り寄せになった。コンテナ船でハワイに運ばれてくる。

現在使用しているコイル式のコンロは30年物の古いものだが、まだ何不自由なく使える。しかし、いつ突然に故障してもおかしくない古さなので、故障する前に交換することにした。新しいコンロは５口のIHクッキングヒーターだが、我が家のキッチンサイズに合う物を見つけるのに苦労した。

新品の調理器具が配達されるまでにはおよそ6週間かかると言われたが、8週間近い今日の配達となった。配達員が荷下ろして、調理レンジコンロを箱から取り出すと商品に大きな凹みがあるのがわかった。解かれた梱包箱に商品を戻して、商品を積み直して配達員が帰っていた。商品は我が家のキッチンに収まることなく返品となった。

商品の調理レンジコンロは、工場から我が家にやって来る途中のどこかで不適切に扱われて凹んでしまったのだろう。ホークリフトから落とされたり、海上の船荷のコンテナ内で大きく移動して凹んだのかもしれない。冷蔵庫、洗濯機＆乾燥機などの家電は、梱包を解いてびっくりすることがよくあるのがハワイだ。私自身、冷蔵庫に続きこれで２度目の凹みを経験している。

ホームセンターには、そんな凸凹の家電が裸のまま格安で販売されているのをよく見かける。安ければ凹みは気にしないという人たちが、そんな商品を引き取っていく。完璧な商品が販売されすぐに配達される日本では考えられない事が、太平洋の孤島群ハワイではごく普通に起こっている。

ホームセンターから、次の配達連絡はまだない。きっと在庫はハワイにないだろう。我が家に新しいレンジコンロが届くのはクリスマスを過ぎてからだろう。今年中の配達も諦めた方がいいのかもしれない。ハワイで家電を買い換えようとするのなら、十分な時間的余裕を持つことが必要だ。