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ずいぶん前から訪れたいと思っていた第100歩兵大隊記念館のクラブハウスに行ってきた。1941年12月7日の日本軍による真珠湾攻撃は、ハワイに住む多くの日系人の人生を変えた。戦後すぐに設立されたのが日系人の退役軍人団体で1952年にクラブハウスが建設された。

日系退役軍人が集い、戦死した軍人の家族を支援することなどを目的にクラブハウスが建設され、退役軍人がほとんど亡くなった今は、戦時中の写真、軍服や軍需品や物品などの資料が展示され保管されている。

兵士は親が日本人である日系2世がほとんどで、アメリカで生まれたアメリカ人としてアメリカへの忠誠心を示すために日系人を代表して多くの日経2世たちが志願した。日本とアメリカの間で日系2世は悩みながらも、文句も言わないで忍耐強く戦った。ほとんどが10代後半から20代の若い日系人によって第100歩兵大隊と第442連隊戦闘団が結成された。

ヨーロッパ戦線(イタリア、フランス)の戦いで、尊い命を捧げた340名の名前がクラブハウスに入ると目に飛び込んでくる。立派なイタリア大理石には戦没者名が刻まれている。私と同じ苗字もある、決して別世界の戦争ではない。お線香をあげ、鈴(りん)を鳴らし合掌した。

訪問者は私一人で、オフィスマネージャのエイミーさんにガイドしてもらえた。彼女はバイリンガルで、お祖父さんが日系2世の兵士だった。開館は月曜から金曜日午前の9時から12時まで。場所はホノルルのアラワイ運河の対岸でイオラニ高校前。520 Kamoku St. Honolulu 訪問には予約が必要で無料の入館だが、心付けを置くのがエチケット。電話808-946-0272


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