FullSizeRender

20年以上も随分前のこと、京都のあるお寺でお茶を点ててもらった。とても美味しいお茶で庭の風景を見ながら「さすが京都のお抹茶は美味しいですね」とお茶を点ててくださった僧侶に言葉をかけたところ、「お客様はどちらからお越しですか?」と聞かれた。

「愛知県です」と答えると、僧侶はニコリとして「このお茶はお客様がお越しの愛知県から取り寄せています。抹茶と言えば一般的に京都宇治ですが、京都の抹茶は愛知県西尾市からやってくるのが多いですよ」と言われた。無知を恥じ調べてみると、日本の抹茶の生産の30%が西尾産であった。

アメリカは抹茶ブームだ。抹茶(MATCH)は外来語として英語になるまでになった。大手コーヒーチェーン店などでは、抹茶ラテが人気でアメリカ人の一般生活に溶け込んでいる。抹茶はドリンクだけでなくケーキなどにも抹茶が使われている。

海外では健康志向の人々を中心に抹茶が「スーパーフード」として注目され支持されている。抹茶はカフェインも含まれることから、コーヒーに代わるエナジードリンクとしても利用されているようだ。 抹茶の鮮やかな緑は、見るからに健康そうで体にやさしそうだ。

抹茶は腸内環境を整える植物繊維、抗酸化作用をもつポリフェノールである「カテキン」、アミノ酸テアニンなどが豊富に含まれている。その他にビタミンC、ビタミンE、ルテインなどが含まれて抹茶の人気も基となっている。

ハワイのスーパーの棚にも抹茶パウダーが売られている。これまでのブームになると、海外では中国産のなんちゃって抹茶も販売されていることだろう。この抹茶は 170g $6.99 なので、愛知県西尾産ではないことは確かだ。


2つのランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いいたします。
にほんブログ村 海外生活ブログ ハワイ情報へ
にほんブログ村


アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ


line-52