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この3年ほど、ホノルルで日本の古い軽トラをよく見かけるようになった。小回りの利く軽トラは使いやすいく燃費も良く、日本では農作業などに従事する人にはなくてはならないクルマになっている。

小さくても荷台には結構な量の荷物が積める。日本を象徴するような重要な働くクルマが軽トラだ。 アメリカ国内では軽トラなどの軽自動車は新車販売できないので、ハワイで見かける軽トラは全て中古車だ。

正規販売されていない車種についてはアメリカの厳しい安全基準や排ガス試験をパスしなければ、個人輸入ができない。例外として製造から25年以上経過した車種はアメリカでも緩い基準で輸入できる。 日本の1990年代の軽トラックが25年の基準をクリアして、ホノルルで走っているのだ。

ホノルルの路上を走っているのは古い軽トラだけではない。ダウンタウンで日本の右ハンドルの古い車を見つけた。今は存在しないトヨタ・カローラのレビンだ。シリーズ最後の7代目で2000年製造のレビンは、今年になって25年ルールを利用してハワイに輸入されたものだ。型は古いものの、ヘッドライトが少し黄ばんでいる他はピカピカ輝いている。

日本にはハワイ車と比べれば、年式が古くてもあまり走っていない程度のいい車がある。このトヨタ・カローラレビンもきっとそんな車なのだろう。古い中古車でも、修理などのしっかりしたバックアップがあれば安心して乗れるものだ。


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