FullSizeRender
「ホノルル今と昔」シリーズの1回でハワイ電力ビル屋上からダイヤモンドヘッド方向の東を見た1940年代の戦後のホノルルの風景を見てもらった。今日紹介する写真はそれよりも古いホノルル中心部の写真で、ハワイ電力ビルから見て1回とは真逆の西のチャイナタウン方向のキングストリートを見た写真になる。

写真中央を走るのがダウンタウンのキング・ストリートで左右に交差するのがアラケア・ストリートである。左の電柱の向こうにオキシデンタル・ホテルの看板が見える。ホテルは1896年に建てられた3階建ての簡易ホテルで戦後の1950年に取り壊された。

キングストリートには、線路が見られるから路面電車がまだ走っていた時代だ。路上に数台の車と馬車も見られることから時代は、戦前の1910年代に撮られた写真であることが推測できる。中央に建つ高層ビルは1903年にオープンしたアレクサンダー・ヤング・ホテルだ。

100年以上経ってダウンタウンのこの位置に立ってみた。世界は一変して100年以上前の建物は何も存在していない。すべてが高層ビルに建て替えられている。キングとアラケアの角に建つ巨大ビルはハワイ電力のアメリカン・セービング・バンクの建物だ。一枚の写真から昔の時代を想像するのは面白いものだ。

FullSizeRender

2つのランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いいたします。
にほんブログ村 海外生活ブログ ハワイ情報へ
にほんブログ村


アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ


line-52