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ワイキキのハイアットリージェンシーホテルのロビーにスパム缶(ハムの缶詰)の自動販売機が置いてある。スパムで作られたスパムむすびはハワイのソウルフードとなっているが、世界からの観光客が宿泊する高級ホテルでの需要はあるだろうか。

スパム社の創業者の息子が第一次世界大戦に従軍して、長期保存が可能で携行性の高いスパムが軍事物資にぴったりだと思いついたのがきっかけで生まれたのが今のスパム缶だ。第二次世界大戦中では連合国の軍隊の重要な軍事物資となった。

スパムはアメリカの軍事物資であったことから、ハワイ、グアム、フィリピン、韓国、沖縄など軍駐留地のある地域を中心に世界に普及していった。ハワイでは一般庶民の食に欠かせないスパムは、セールになると箱買いする人たちの姿をよく見かける。ハワイでのコンビニでは、スパムむすびが販売されている。全米一のスパム消費州がハワイだ。

3年も長期保存可能な肉の缶詰なんて、と食べず嫌いでハワイに来ても長い間なかなかスパムを口にすることはなかった。人から勧められて、ふりかけご飯に焼き卵と一緒に作られたスパムむすびを食べたのが初めてだった。今は一年に一度ほどスパムむすびを食べることもあるが、あえてスパム缶を買うことはない。

それにしても、ワイキキのホテルロビーで見つけたスパム缶の自動販売機を利用する人がいるのだろうか。ワイキキならばどの角にもABCストアがあって食べ物や飲み物に困ることはない。このホテルには東と西側に2店のABCストアが開店している。どんな人がホテルロビーの自動販売機でスパム缶を買うのだろう?

*レインボーカウント: 午後5時すぎに出現 2024年 67日 

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ハワイのコスコでは6缶$17.89


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