FullSizeRender

ずいぶん前に購入した一冊の本が手元にある。2007年に発行された Honolulu Then & Now  で、今はきっと古本として手に入れるしかないだろう。ハワイの歴史の一部が垣間見られる白黒の写真集で、歴史好きな人はきっと見たこともあるだろう。

日本帝国海軍による真珠湾攻撃直前(1941年)のホノルルの調べごとをしていて、ホノルルに住む私にとって身近な興味ある数々の写真を見つけた。新たなカテゴリーに「ホノルル今と昔」を設け、この本や古い写真などを紹介しながら今と昔のホノルルの写真をアップしていこうと思っている。

今日のトップの写真は、戦後の1940年代後半の写真だ。白黒の写真が現代の技術で着色されたものだ。左の高い建物がホノルル市庁舎で、中央にカワイアハオ教会、教会の背後になんとダイヤモンドヘッドの全貌が見渡せる。

中央に走るのがキングストリート。右手中央の高い建物はテリトリアルビル、その手前の時計台のある建物はカメハメハ大王像の背景になっている最高裁判所のビルだ。写真左中央、カメハメハ大王像の向かいにはイオラニ宮殿の正面門が見える。キングストリートには路面電車の線路がある。

写真が撮られた場所は1927年に建てられたハワイ電力のビルだと推測できる。当たり前のことだが、今はこのビルからは高層ホテルやコンドなどが邪魔をしてダイヤモンドヘッドの欠片も見えないだろう。写真中央下の駐車場は今も存在する中央郵便局前の駐車場だ。

下の写真は数日前にキングストリートで撮ったものである。右手の高層コンド前にカワイアハオ教会、左にはホノルル市庁舎が見える。この周辺は歴史的な建物が数多く残っているので、80年前と変わらない風景を見ることができる場所が少なくない。


FullSizeRender


2つのランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いいたします。
にほんブログ村 海外生活ブログ ハワイ情報へ
にほんブログ村


アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ


line-52