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日本の学校ではおそらく学ばない「Nasty」という英単語がある。一般に英会話で使用される言葉で、私もアメリカ人との会話から学んだ言葉だ。日本語では、不快な、汚らしい、ひどくいやな、卑劣な、意地が悪い、などと言う意味となっている。スラングでは、やばい、とも訳される言葉だ。

大谷翔平の投球でインタビューを受けた時に、水原一平通訳が「Nasty Ball」を、瞬時に「えぐいボール」と訳していてなるほどと感心したことがある。私もかつては通訳や翻訳の仕事をしていたことがあり、人の通訳には関心があり水原通訳はかなりできる人だと思っていた。

英国の詩人バイロンの言葉で、「事実は小説よりも奇なり」と言う言葉がある。実際に起こる出来事は、フィクションで構成される小説よりもはるかに複雑で波瀾に富んでいることをいう。先週の水原通訳の小説よりも奇なるニュースにはショックを受けた。

2018年より大谷翔平をブログで紹介してきて、翔平の影にはいつも水原一平がいた。水原一平は、通訳というより、パートナー、付き人であり翔平の活躍の大きな支えとなってきた。アメリカの生活に慣れるまでの数年は彼の支えなしでは語れないだろう。大谷翔平が野球だけに専念できたのも、身の回りのことを全て任せられる水谷一平がいたからだ。友達以上の関係だったに違いない。

今日の会見の大谷翔平の緊張する様子は今までにみたこともない姿だった。全信頼を寄せていた人の裏切りによる翔平の心労は相当なものだったに違いない。大リーガーとして成功するよう大谷翔平を常に支え、実力を最大限に発揮できる体制を整えるようにサポートしてきたのは水原一平だ。それなのに、こんな形になってしまって本当に残念でたまらない。

日本での大谷翔平、エンゼルスでの大谷翔平が終わった。新たなドジャースでの大谷翔平は、この辛い経験を乗り越えて更なる活躍の姿を見せてくれるだろう。






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