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昨年末から続いているハワイ島キラウエア火山付近で頻繁に起きている地震。12月には火山観測所が最大マグニチュード5.1 と 4.4の地震を観測している。ハワイ島では何人もの人たちがその揺れを感じて棚のものが落ちたなどのニュースが話題になった。

そんなニュースをすっかり忘れていた今朝10時過ぎ、同じく震源がハワイ島キラウエア火山付近の海底とされる地震がハワイ諸島を揺らした。その時私はリビングルームのソファに腰掛け、雑誌に目を通していた。オアフ島では珍しい大きな揺れだった。テーブルの上の胡蝶蘭が大きく揺れた。40階建ての高層ビルの高層階にいた私は少し身構えたほどだった。

すぐにテレビを付け、2社のテレビ局と新聞社のネット情報をチェックした。地震発生時間は10:06で、津波などの地震情報が流れたのは15分以上も過ぎてからだった。当初マグニチュード6.3と発表された情報は後に5.7に訂正された。その後、午前中に余震が5回ほど記録されたようだ。10時過ぎのオアフ島の揺れは、震度2〜3程度だろうか?

日本の素早い地震情報と比べることはできないが、ハワイらしく情報が私たちに届くのには時間がかかるようだ。先月の能登半島地震では、地震発生から1分で 珠洲市や輪島市沿岸に、富山市にも約5分後に津波が到達したとみられている。油断から災害が広がることがあるから、ハワイも災害に備えることは必要だ。

ハワイにやって来て22年、私が揺れを感じた地震は今日が2度目だ。ハワイでは日本ほど頻繁に地震の揺れを感じないが、今日はハワイ島からカウアイ島まで広範囲で揺れを感じた人がいたそうだ。ハワイ島のある店舗では、揺れで棚から商品が落ちた被害なども報告されている。人的被害はなさそうだ。

ハワイには火山も地震もあることを忘れてはいけないことを思い出させてくれた今日の地震だった。

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