元ハワイ島郡長ビリー・ケノイ氏(52才)の葬儀(Cerebration of Life)が週末にハワイ島で行われた。亡くなったのがちょうど3年前のコロナ禍で、人の集まりが制限されていたことがあり一般葬儀が延期されていた。トップ画像はその葬儀の家族のインタビューの模様だ。
お揃いのシャツに生花のレイだけを見ると、日本人には葬儀とは思えないだろう。ハワイの葬儀の服装は日本のように皆が喪服を着るのではなく、ハワイらしくアロハシャツやムームー&ワンピースで故人を送ることが一般的だ。服装よりも故人を偲ぶ気持ちを大切にする。
2008年に39歳という若さでハワイ島で一番の郡長となり、将来はハワイ州知事が期待された人材だった。任期を終える前に公金の個人での使い込みスキャンダルが明らかになり、一時連日ハワイ中の話題になった。ハワイ郡の公的クレジットカードの個人使用での飲食や物品購入で、6年間に総額10万ドル以上(1500万円)の使用が明らかになった。
それまで順風満帆でやってきた有望な政治家も、スキャンダルで相当なストレスを抱えることになったのは想像に難くない。ストレスが原因で癌になり亡くなったと言えるだろう。残された家族のこの10年間も厳しい毎日だったに違いない。52歳はあまりにも若すぎる。
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