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天気がよければ、オアフ島の東にあるマカプウ岬からマウイ島が見える。海がなければ、簡単に車で移動できる距離にあるのがマウイ島である。アメリカ国内だけでなく世界でも報道されたマウイ島ラハイナの火はまだ完全に鎮火したわけではない。ラハイナ全体が焼失するほどの災害はまだ終わっていない。今日はホノルル上空を災害ヘリが何度も飛び立つ姿を見た。

昨夜発表された36人の死者数は、今朝には53人に増えた。ラハイナではまだ煙が出ていて現在も放置された遺体があるようで、犠牲者の数はまだまだ増えるとされている。行方不明者数が1000人にも上がることから、2018年にカリフォルニアで発生した山火事の犠牲者数85人を超えるだろう。

グーグルマップのストリートビューでラハイナの街を歩いてみた。そこにはラハイナの美しい風景が広がっている。200年前に建てられたワイオラ教会も並びにあるラハイナ本願寺もすべて灰になってしまったのが、とても信じられない。海上のヨットハーバの船さえも燃やし尽くしている。強風にあおられた火は勢いを増して、あっという間にラハイナの街を焼き尽くしてしまった。

ラハイ はまだ電力の供給ができず12,400の顧客が電気を使えない停電の状態だ。携帯電話や固定電話サービスも利用できないため、多くの人たちの安否が心配されている。被害の全容は数週間どころか、場合によっては何か月もかかるかもしれない。優先事項の一番は被害にあった人たちのこれからのケアだ。






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