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今月10日にマウイ島カフルイにある30年間営業を続けてきたショッピングモールにある映画館が閉館した。そして今日、オアフ島ハワイカイのショッピングセンターにある映画館が30日で閉館することを発表した。

コロナで世界が変わってしまった。コロナ禍後に何度も封切後に人気の映画を観てきたが、映画館に人が戻っていない。昼間に行けば、ほとんどが貸切状態だ。自宅の大型テレビでネット配信で封切映画が有料で観られる今、わざわざ出かけて映画を観る必要がなくなった。ボタン一つで何時でも見たい時に誰に気兼ねすることなく、観たい映画が観られる。時代は変わったのだ。

そして、言うまでもないが映画料金が値上げされたのも人が映画館に足を運ばない理由になるだろう。一般大人料金は現在、独り17.75ドル(約2500円)で家族4人でポップコーンとドリンクを片手に映画を観ようとしたら100ドルの現実がある。自宅でのんびり映画鑑賞しようとする人が増えるのも無理ない。

高くても封切の映画を観たい人たちはいる。映画館で映画を観ることは、映画館の暗闇に映し出される非現実の世界に容易に没頭することができるからだ。わずか2時間ちょっとの時間だが、自分が映画の世界に足を踏み込むことができるからだ。

時代が変わり、世界は変わった。映画館経営も過渡期に来ているのかもしれない。ショッピングモール自体に人が行かなくなった。人はネットで買い物をして、ネットで映画を観る。モールが消え、映画館が消えていくのも時代の流れなのだろう。


*レインボーカウント: 午後5時半過ぎに出現 2023年 47日

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