つり銭をもらうと、25セント硬貨のデザインが時々違うことに気づきます。1999年からアメリカ合衆国50州記念25セント硬貨が、毎年5種類ずつ、州として認められた順に10年かけて発行されました。そして、去年ハワイが最後の50州として発行されました。
日本にいる友人の一人が収集しています。彼女は、7年前にアメリカ旅行してから、収集を始めたのですが、昨年に収集が完結しました。どうしても集まらない州のリストをもらったので、記念コインホルダーと共に私が足らない州を集めてプレゼントしました。
思えば、1999年のデラウエア州のコインが発行された頃は、みなが収集を始めたものでした。私も、カリフォルニアにいたので、気にして集めだしたのでしたが、2年もすると収集熱も冷めてしまいました。当時は、どこにでもたくさんの種類の記念コインホルダーが販売されていました。ロングスでは、レジの近くにも置いてあったような記憶があります。今は、ホルダーの種類も少なく、捜すのに苦労します。
昨年、ハワイ州のコインが発行されて50州がそろったところで、私も収集を始めてみました。つり銭に記念硬貨があったりするとうれしいものです。まして、自分の持っていない州のコインだとさらにうれしくなるものです。完結に近づいてきました。
今からでも、すべての州を集めることは可能のようです。集め始めて気づいたことがあります。発行枚数が州によってバラつきがあるのです。今でも、古い1999年、2000年発行のコインが見つかります。2000年発行のバージニア州は15.9億枚で、2008年のオクラホマ州は4.1億枚。古い物より、最近発行の物のほうが、発行枚数が少ないようです。
50州のコインが揃ったところで、この完結コインセットの販売がTVショッピングや新聞のチラシに見られるようになりました。驚いたことに、未使用のセットが19ドル95セント。25セントが50枚で、12ドル50セント。しかも、このセットには2004年〜2006年に発行された、4枚の記念5セントが付いてきます。もう少しで、オーダーしそうになりました。
実はこの記念25セント、フィラデルフィア(Philadelphia)造幣所(東部)にて製造されたMint mark Pと、デンバー(Denver)造幣所(西部)で製造されたMint mark Dがあります。従って、合計100種類発行されています。ハワイやカリフォルニアは西部に位置しデンバーが近いので、ほとんどのコインがDです。ニューヨークのような東部ではPが多いのですが、マニアは2種類50州を集めるのでしょうね。
TVショッピングでは、PとDの100枚セットは、豪華特別ホルダー付きで、98ドル。どうしても短時間に集めたい人は、銀行に行って10ドルで、25セント硬貨の一包みと交換してもらうといいでしょう。40枚の内、何枚かはお目当てのコインがあるはずです。買い物のたびに、おつりを記念コインがあったらほしいと伝えるのもいいかもしれません。コインショップで、インチキして購入する方法もあります。ショップでは、この記念25セントが1ドルで販売されています。テネシー州のように、2ドルする州もあります。
コインと切手に興味ある人は、ダウンタウンに切手&コインショップがあります。
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