2025年末のホノルル鉄道スカイラインのアロハ・スタジアムからカリヒのバスターミナルまでの一部開通計画が、先月の市長の声明で10月1日に早めると発表した。
しかし、市民の反応は冷ややかで多くの人たちは市長の発言通りにはいかないだろうと思っている。過去14年間の経過からすれば、遅くなることはあっても早まることはないと考えるのは当然かもしれない。
スカイラインが試運転を経て、9月末までに市当局に引き渡され現在の一部開通軌間が伸び、ミドルストリート駅のバスセンターまで繋がれば、利便性が良くなり現在よりは利用者が多くなるだろうか?800人が乗れる電車にわずか30人の乗客しか利用しない現在の状況が改善されなければならない。
乗車客が増えないので他から収入を得ようと、市当局は電車駅のいくつかの命名権を販売することを検討しているそうだ。駅の命名権を販売することで、年間$85ミリオン(約130億円)の運営コストの足しにしようとしているのだろう。
駅の命名権はあまり聞いた事がない。既存の駅名は変えずに、駅構内の看板や時刻表に副駅名を表示する事だろう。スカイラインの駅名は一般的に名前を覚えるのが簡単でないハワイ語がすでに付けられている。命名権のある駅名が加わったら、一つの駅にハワイ語、英語、企業名の3つの名前が存在することになる。
現在開通区間は「クアラカイ駅(イースト・カポレイ)」から「ハラヴァ駅(アロハ・スタジアム)」となっているが、これにまた一つ名前が加わることになる。ホノルル鉄道スカイラインの迷走はまだ続く・・・
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