楽園ハワイと私

楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

ますます寂れゆくダウンタウン

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ホノルル港のアロハタワーから山側へと一直線に延びるフォート・ストリートは、かつて世界中からの客船が接岸し、降り立つ人々を迎え入れたホノルル随一の繁華街である。その名の由来はカメハメハ1世の時代にまで遡り、港を守るための要塞(フォート)があったことから命名された。現在もクイーン・ストリートとの角にある公園には大砲台が残り、往時の記憶を静かに伝えている。

この通りはかつて、いくつもの百貨店や大型店が軒を連ね、周辺には6つもの劇場や映画館がひしめく一大商業エリアであった。車の往来も激しい街の主役だったが、アラモアナセンターの開業を機にその流れは変わり始める。1968年には車両通行禁止の歩行者専用道路「フォート・ストリート・モール」へと姿を変え、足元に目を向ければ今も「1900」と刻まれた120年以上前の古いマンホールが遠い昔の栄華を覗かせている。

しかし現在のダウンタウンは、コロナ禍以降の治安悪化や法制度の隙を突いた少額万引きの横行により、急速に衰退の一途をたどっている。地域経済の核であり、多くの買い物客を惹きつけていたウォルマートやロス、ロングスといった大型店舗が相次いで撤退に追い込まれた。かつて賑わいを見せた通りから人影は消え去り、かつてないほどの寂寞感が街全体を包み込んでいる。

先月からは、モール内に設置された植栽ポットの植物までもが枯れ始めている。毎日欠かさず散水を行っていた従業員の姿を見かけなくなったことからも、行政や管理の行き届かない現状が浮き彫りとなっている。100年以上の歴史の中で最も荒廃したダウンタウンの姿を見るのは非常に忍びなく、かつての輝きを知る者として、ただただ胸が痛むばかりだ。

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ハワイ州副知事の賄賂疑惑

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またか、やっぱり、という気持ちになる人は多いと思う。ハワイ州副知事をめぐる賄賂疑惑は、一人の政治家のスキャンダルというより、島社会の空気そのものを映しているからだ。アロハと笑顔の裏側で、「仲間だから」「オハナだから」という言葉が、公私の線をゆるめ、権力とカネがずるずる結びついていく光景が見えてしまう。

ハワイでよく口にされる「オハナ」には、血縁だけでなく古い友人や地域のつながりまで含まれる広い家族意識が込められている。その一方で、「昔からの仲だから」「島の人間だから」という理由で、本来は厳しく問うべき行為が見逃されてきた面もあるのではないか。小さな便宜や甘えが積み重なり、「紙袋の現金」や不透明な献金のかたちで表に出てきたとき、私たちはようやく事の大きさに気づかされる。

この構図の背景には、ハワイが1954年以降ずっと民主党優位の「ブルー・ステート」であり続けてきたという政治環境がある。長く同じ勢力が政権を握れば、緊張感は薄れ、党内の派閥や長年の人間関係が実質的な権力を握りやすくなる。最近も州全体で公共腐敗の捜査が続き、議員や公務員、寄付を行った企業の名が次々に報じられているが、そのたびに「またか」とため息が漏れるのは、こうした長期支配のゆるみが見えてしまうからだ。

それでも、オハナの精神そのものを捨てる必要はないと思う。むしろ大事なのは、「オハナだからこそ不正を許さない」「仲間だからこそ誤りを正す」という、新しい仲間意識を育てられるかどうかだ。アロハとオハナが、身内をかばう盾ではなく、透明性と説明責任を支える土台として生かされるとき、ハワイの政治腐敗の連鎖は少しずつ断ち切られていくはずだ。

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もうすぐ、クリスマスがやって来る!

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もう週末からは8月が始まる。ホノルルの強い日差しと青い空が続く日常のなかでも、時の流れの早さに驚くばかりだ。本格的な夏真っ盛りの時期であるにもかかわらず、ローカルの生活には早くも次の季節の足音が忍び寄っている。

ふと街に出て店先を覗いてみると、気の早い変化に気付く。なんと、まだ2ヶ月以上も先である10月のハロウィーン用の商品が並び始めているのだ。真夏の太陽の下で見るハロウィーンの不気味なディスプレイは、少し不思議な感覚を覚える。

さらに、季節の先取りはこれだけにとどまらない。例年来月になると、島内のコスコでは巨大なクリスマスツリーやイルミネーションなどのクリスマス用品が展示が始まる。南国の真夏から秋、そして冬のイベントまでが、店頭で同時に追いかけっこをしている。

このように、まだ常夏のハワイらしい暑さのなかにいても、商業施設はすでに年末までのカウントダウンを始めている。カレンダーの数字以上に早く進むハワイのお店の季節感を楽しみながら、今年も残りのシーズンを充実させていきたいものだ。



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ハワイで暮らせることへの感謝

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日本では連日のように最高気温が30度を超え、ニュースでも「危険な暑さ」という言葉を耳にする。名古屋市では21日(火)から24日(金)にかけて連日の酷暑日(最高気温40℃以上)となる可能性がある。一方で、私が暮らすハワイの夏は、いつも通り穏やかで安定した毎日だ。

ハワイでは、日差しこそ強いものの、風がよく通り、湿度も日本ほど高くない。部屋でもクーラーをつけずに過ごせる日が多く、窓から入る風だけで十分涼しさが感じられる。体にまとわりつくような蒸し暑さがないぶん、同じ気温でもずっと楽に過ごせるからだ。

毎年のように、世界各地で記録的な猛暑や熱波のニュースが流れている。日本の知人たちからも「夜になっても暑さが引かない」「外に出るのが怖い」といった声が届く。そのたびに、ハワイのやわらかな気候がどれほど貴重なものかを、あらためて思い知らされている。

こうしてクーラーなしでも眠れる夜を当たり前のように過ごしながら、私は今さらのように、自分がハワイで生活できている幸せをかみしめている。世界が猛暑に揺れる時代にあって、穏やかな風と落ち着いた気温に恵まれていることは、本当にありがたいことだ。


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ホノルル今と昔(39)84年前のアロハタワー

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1926年に完成したアロハタワーは、当時ホノルルで一番高い高層建築(56m)であり、ホノルル港に到着する船を真っ先に迎える存在だった。ハワイにやって来る人々は、海の向こうからそびえ立つこの白い塔を目にして、遠く南の島にたどり着いたことを実感しただろう。国内外から訪れる多くの旅人にとって、アロハタワーは「ハワイへの入口」を象徴するランドマークだった。

長い年月のあいだ、アロハタワーはホノルル港の風景と切り離せない存在なってきた。塔の上部に掲げられた大きな「ALOHA」の文字は、島を訪れる人々を温かく迎え入れる合図となり、多くの乗客が甲板からその姿を目にしただろう。白く塗られた塔が青い海と空にくっきりと浮かび上がる光景は、旅の始まりや再会の喜びとともに、多くの人の心に刻まれてきた。

しかし、そのアロハタワーも、常に明るい歴史だけを歩んできたわけではない。1941年12月7日、日本軍による真珠湾攻撃をきっかけに、ハワイの状況は一変する。戦時体制へと移行したホノルル港では、軍事的に重要な拠点とみなされたアロハタワーもまた、その役割と姿を変えざるを得なくなった。

翌年には、遠くからもよく目立つ白い塔であることが逆に危険視されるようになり、アロハタワーは上から下まで迷彩色に塗り替えられる。かつては「歓迎の灯台」として海の上からもよく見えたそのシルエットは、敵から発見されにくくするために、あえて背景に溶け込む色へと変えられる。こうして、人々を迎える象徴だったアロハタワーは、戦時中「守るために隠される塔」として、戦争の暗い影をその身に刻むことになった。

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アメリカ建国250年

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250年前の今日アメリカ合衆国が生まれた日だ。

日本は江戸時代中期で、1853年のアメリカの黒船来航までまだ77年もある。

今年はワイキキでも250年記念を祝う花火が上がった。

夏本番の始まりだ。


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ハワイの物価(Big City Diner )

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慣れないのが昨今の物価の上昇だ。いつ行ったのか記憶にないほど久しぶりに、10年以上は経っているだろう、ローカルに人気のファミレス、ビッグシティダイナーに行ってきた。もちろん、物価高はここでも見られる。

上の写真はハワイらしい朝食の定番だ。目玉焼き、ソーセージ、トーストに焼き飯、頼りない記憶では7ドルくらいだったはずだ。今日の値段は、17.98ドルなり。コーヒーを加えて税金+チップを入れたら25ドルを超える。

39年ぶりの円安で、日本円に換算したら4000円越えだ。日本でモーニングセットが充実している名古屋地区だったら、コーヒー一杯の値段で食べられるようなものが4000円もする。それが特別に美味しいものだったら、少しは納得できるだろう。しかし、残念ながら、次に訪れることはないだろうと肩を落として帰って来た。😨

今年も半年が過ぎた。早すぎる月日の経過にため息しか出ない。


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