楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

シアトル

それは見事なレインボー

DSC02123

昼間なのに前も見えないほどの雨の白いベールが立ちふさがる。
ワイパーは左右に忙しく流れる雨をはねのける。
脇を通り過ぎたトラックが水しぶきを立てる。緊張の一瞬だ。

慣れないフリーウェイから部屋に戻ってホッとしていると、妻が外を見て声を上げた。
「見て!ダブルよ、ダブルレインボーよ!」

ハワイで見慣れているレインボーに負けないほど鮮明なレインボーがシアトルで見られるとは思ってもいなかった。6歳までシアトルで育った妻は、シアトルではこん綺麗なレインボーを見た覚えはないと言って、レインボーが消えるまで見入っていた。


今日11月4日は中間選挙の日だった。結果は予想通りのものになった。民主党のオバマ大統領の不人気を反映して、共和党が上下院で過半数を獲得して民主党の大敗北となった。オバマ大統領の内政、外交の手腕に失望した人たちが民主党を離れている。

ハワイの選挙結果も予想通りの結果になった。日系人ハワイ知事の誕生だ。アメリカ本土とずいぶん距離があるのをまさに実感させる選挙だった。アメリカ本土と違ってハワイは今回も民主党が圧勝した。アメリカの政治はしばらく混迷の時代を迎えそうだ。



*アロハストリートのハワイブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いします。マハロ

*アメリカ合衆国の人気ブログランキングにも参加しました。
是非こちらもクリックしてください。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

DSC02129

DSC02124


line-52


シアトルから

DSC02418

6泊のシアトルの旅を終えてハワイに帰ってきました。

700枚以上撮った写真からピックアップしてみました。

今回は今まで使用していた13.6メガピクセルのカメラがシアトルに着いたとたんに、

使用できなくなりました。

予備のバックアップの6.0メガピクセルの10年以上前の古いカメラで撮っています。

シアトルの雨がちな天候で十分な光がない環境での撮影に加え、

古いカメラで撮る写真には満足できませんでしたが、

心の印画紙には思い出をしっかり焼き付けることができました。

ハワイに戻ってもまた機会があれば、シアトルで撮った写真を利用しながら

私の感じたことを紹介したいと思います。


*アロハストリートのハワイブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いします。マハロ

*アメリカ合衆国の人気ブログランキングにも参加しました。
是非こちらもクリックしてください。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

DSC02115

DSC02000

DSC02013

DSC02364

DSC02370

DSC02192

DSC02291

DSC02383

DSC02490

DSC02554

DSC02531

DSC02286

DSC02083

DSC02173

DSC02170


line-52


シアトルの摩天楼でランチ

DSC02218

ニューヨークのエンパイア・ステートビル(443m)の86階の展望台(320m)もシカゴのシアーズ・タワー(527m)の101階の展望台にも上りましたが、西海岸で一高いシアトルのコロンビア・センター76階建て(287m)の展望も感動的です。

一般の展望台がある73階よりもさらに高い75階と76階にある会員制のレストランでランチをいただきました。アメリカでもシアトルでしか食べられないと言われている贅沢なほどカニ肉が入っているナッチョとカニ肉のクラムチャウダーを食べてきました。

75階から見えるシアトルの眺望は息をのみます。シアトルのシンボルであるスペース・ニードルが眼下に小さく見えます。東にはワシントン州にやって来た日系移民が「タコマ富士」と呼んだ日本の富士山よりも高い4392mのレーニア山がすでに雪を被って見えます。イチローが活躍したマリナーズのセーフコ球場と昨年のスーパーボウルの覇者シーホークスのセンチュリー・リンク・フィールドも眼下に小さく見えます。

すでに雨季を思わせるシアトルのはっきりしない天気でもこの眺望に感動しますが、夏の青空から見える展望はさらに感動的なものになるでしょう。今度は是非晴れた日にシアトルの街並みを見てみたいものです。


*アロハストリートのハワイブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いします。マハロ

*アメリカ合衆国の人気ブログランキングにも参加しました。
是非こちらもクリックしてください。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

DSC02190

DSC02217

DSC02208

DSC02222

DSC02293

DSC02303

line-52


ブルース・リーの眠るシアトル

DSC02016

シアトルのダウンタウンの北西に、ワシントン湖を静かに見下ろす墓地があります。その名前もレイクビュー墓地と呼ばれ、世界から伝説の人の墓地を訪れる人が絶えません。

死後40年経ってもブルース・リーの墓前には、世界から訪れるファンの花やカードがささげられています。冷たい雨が降るシアトルの墓地で眠るブルースリーの隣には、28歳の若さでこの世を去った息子のブランドン・リーが眠っています。

大人の世界の掟に従っていたならば、ブルース・リーはこの墓地で眠ることもなかったでしょう。父の生き方の犠牲になった息子のブランドンにも約束された未来があったはずです。

アメリカ移民としてシアトルで生きていたブルース・リーは、移民の誰もが経験した言葉や文化の違いを克服してその頂点に登りつめました。その頂点で背中を押されて、深い谷底に突き落とされたのはとても残念なことです。

冷たい雨が落ちるブルース・リーの墓石に触れると、彼の静かで含みのある言葉の数々が浮かんできました。『川の水が絶えず流れているように、よどんだり逆らってはならない・・・』

ブルース・リーも自ら川の流れに身を任せていたならば、来月74回目の誕生日を迎えられていたでしょう。合掌


*アロハストリートのハワイブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いします。マハロ

*アメリカ合衆国の人気ブログランキングにも参加しました。
是非こちらもクリックしてください。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

DSC02017

DSC02019

line-52


ブルース・リー第二の故郷

DSC02264

高校生だった私がブルース・リーと初めて出会った映画「燃えよドラゴン」は衝撃的でした。私が空手を始める動機にもなった出会いでした。ジェーム・ディーンのように、ブルース・リーは自分の映画が大ヒットするのを見ることなく32歳で亡くなりました。それを知ってショックを受けたのを昨日のように覚えています。

両親のアメリカ巡業中にサンフランシスコで生まれたブルース・リーが、18歳まで育った香港を追われるようにやって来たのがシアトルでした。わずか100ドルを持ってやって来たブルース・リーを待っていたのは試練の日々です。シアトルの中華街で下働きをしながら武道家として道場を開きます。トップの画像は、ブルース・リーが地下の部屋に住みながら初めて道場を開いたチャイナタウンにあるビルです。

ホノルルの新聞がシアトルのチャイナタウンの「ブルース・リー展」を少し前に紹介していました。ブルース・リーの誕生から死ぬまでを遺品と写真や動画で紹介する展覧会です。その記事を読んで、シアトルでは是非訪れたい思っていた「ブルース・リー展」に行ってきました。展示されている自筆の文章などを読むと、ブルース・リーは几帳面で真面目に生きていた人柄がわかります。

シアトルにはブルース・リーを知る人がまだたくさんいます。ブルース・リーにとって武道家として、また結婚など人生の大きな転機を迎えた第二の故郷がシアトルなのでしょう。シアトルはブルース・リーが永遠に眠る場所でもあります。


*アロハストリートのハワイブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いします。マハロ

*アメリカ合衆国の人気ブログランキングにも参加しました。
是非こちらもクリックしてください。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

DSC02242

DSC02274

DSC02279


line-52


スターバックス1号店(シアトル)

DSC02167

アメリカのスターバックス本社は9月、株式公開買い付けによって日本のスターバックスを完全子会社にすると発表しました。20年のライセンス契約がまだ7年残る時期の完全子会社化です。この3年で株価が3倍になりました。アメリカ本社には高い買い物になります。

ドリンクのサイズやオプションを問わず使えた株主優待のドリンク券をもらえることを楽しみにしていた株主は、このニュースにさぞがっかりしたでしょう。10万円で株主になれた日本のスターバックスの株主にはスターバックスのファンが多いものです。

1971年にシアトルで開業したスターバックス1号店がシアトルにあります。パイク・プレイス マーケットの通りを挟んだ向かい側にあり、。茶色でちょっと絵柄が違う看板を見ただけでは、スターバックスと気づきません。店はあまりに小さく、お喋りしながら歩いてると通り過ぎてしまいます。スタバークスファンにとっての聖地なので、写真を撮り1号店限定商品を購入する日本人観光客が少なくありません。

ダウンタウンには古い建物を改造した8階建てのスターバックス本社があります。屋上には大きなあの女性のロゴが建てられ、夜にはロゴが遠くからも見ることができます。もちろん、シアトルにはたくさんのスターバックスのお店がありますが、ダウンタウン一高いコロンビアセンターの40階のスターバックスでシアトルの街並みを見下ろしながら飲むコーヒーは格別です。


*アロハストリートのハワイブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いします。マハロ

*アメリカ合衆国の人気ブログランキングにも参加しました。
是非こちらもクリックしてください。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

DSC02156


DSC02157

DSC02377

line-52


世界一の工場ボーイング(シアトル)

DSC02036

シアトル郊外にあるボーイング社のエベレット工場は、敷地面積が東京ドームのおよそ89個分の広さを持つ世界最大の工場見学をしました。高さが11階建てのビルに相当する建物は、全長3.4kmとまず工場の建物の大きさに圧倒されます。工場のドアだけでもフットボール場のドアと同じ大きさなのには驚きます。もちろん、工場には製品(飛行機)のテスト飛行をするための滑走路と管制塔も備えています。

Future of Fligh と呼ばれる工場見学ツアー(16ドル)では、ボーイング747、777、787の飛行機の組み立てラインが見学できます。旅行で誰もが利用している旅客機が、どのように造られているのかを見学できます。飛行機のパーツが、プラモデルのように流れ作業で組み立てられます。工場はカメラの持込が禁止されていて、作業現場を紹介できないのが残念です。

ボーイング社や飛行機を紹介したビデオを見た後、ボーイング社の公式ガイドによる先導でツアーバスに乗り込みます。工場内で製造中のジャンボ・ジェットはもちろん、次世代旅客機ドリームライナー787の製造過程が見学できます。

1機およそ260ミリオンドル(280億円)と言われるボーイング787は、アメリカ・日本の国際共同開発の機体になっています。機体の35%は日本で製造されていて、この工場に運び込まれています。名古屋の中部国際空港から三菱重工小牧南工場で製造された複合材主翼が、ボーイング社の特殊巨大輸送機(ドリームリフター)で定期的に運ばれています。三菱重工小牧南工場では、今話題の50年ぶりの国産旅客機(MRJ)も製造しています。

海外旅行中旅客機のトイレに入って、日本人としてなぜかホッとした経験をしたことがありませんか?その理由には、ボーイング機の日本製のトイレにあるのかもしれません。787型機向けのラバトリー(化粧室)、ギャレー(簡易キッチン)、フライトデッキ(操縦室)の内装パネル、収納ボックス、操縦室ドアと周辺部分といった一連の内装品は、すべて日本の伊藤忠商事が起こしたジャムコ社が製造しているのです。

世界で製造された機体のパーツがこのシアトル郊外の工場に集められて組み立てられるのです。43000人が働く巨大工場です。屋外にはこれから引き渡される完成間じかの全日空と日本航空の787も最終チェックを待っていました。現在、シアトルのボーイング工場では787を月10機製造中しています。

*アロハストリートのハワイブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いします。マハロ

*アメリカ合衆国の人気ブログランキングにも参加しました。
是非こちらもクリックしてください。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ

DSC02058



DSC02044


line-52


シアトル

DSC01988

人口わずか63万ながら、世界にその名を知られた都市があります。

旅客機のボーイング、マイクロソフト、アマゾン・コム、スターバックス、百貨店のノードストローム、会員制倉庫型卸小売店のコスコなどの大企業が生まれその本社を置く地です。

私の心の師、ブルース・リーの眠る地でもあります。

ホノルルを遠く離れ、しばらく雨のワシントン州シアトルからアップします。



*アロハストリートのハワイブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いします。マハロ

*アメリカ合衆国の人気ブログランキングにも参加しました。
是非こちらもクリックしてください。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ



line-52


プロフィール

tigger

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。
月別アーカイブ
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

市況

最新コメント
最新記事(画像付)
メッセージ

名前
メール
本文
QRコード
QRコード
ブログの文章&写真の 無断使用禁止