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週末に真珠湾のアリゾナ記念館前を通ると何機もの戦闘機を搭載した巨大な空母が何隻も軍港に停泊しているのが見えた。そう言えば、ニュースで恒例の合同軍事訓練が始まったことを伝えていた。

1年おきの「環太平洋合同演習(RIMPAC)」が、6月29日から8月4日までハワイ諸島周辺で開催されている。オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、チリ、コロンビア、ドイツ、フランス、インド、インドネシア、日本、マレーシア、メキシコ、オランダ、韓国、フィリピン、シンガポール、トンガ、英国など26か国が参加する世界最大の戦争ゲームがハワイ沖で行われる。

38隻の艦艇、4隻の潜水艦、170機以上の航空機、無人システム30機、2万5千人の兵士が参加するアメリカ海軍主催の世界最大規模の多国籍軍合同海洋軍事演習「環太平洋合同演習(RIMPAC)」は、実戦さながらミサイルや砲撃弾を使用して、何隻かの古い船がターゲットになって沈められる。

今年はロシアのウクライナ侵攻や中国の軍事力の脅威などで例年になく、演習も実戦に近い緊張感のあるものになるだろう。またロシアに対しての脅威のデモとなるに違いない。軍事訓練だけで終わるだけで、実戦が行使されないよう願っている。



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