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今日(2日前)のハワイの新たな感染者は80人、オアフ島で42人、マウイ島14人、ハワイ島で6人、カウアイ島2人、モロカイ島0人、ラナイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は82,591人となった。新たな死亡者は0人、死亡者合計は876人。ワクチン接種率は70.4%。
オアフ島:57,044、マウイ島:9,373、ハワイ島:10,719、カウアイ島:2,491、ラナイ島:141、モロカイ島:237

知らないうちに日本のワクチン接種率68%と、ハワイの接種率を超える勢いだ。ハワイの接種率は勢いがなく、これからが正念場を迎える。気真面目な国民性からしたら、日本がハワイの接種率を超えるのは時間の問題だろう。

アメリカは、連邦職員や医療従事者に対するワクチン接種の義務化に大統領令を発布しようとしているが、これがなかなか上手くいかない。国民を管理する社会主義を目指す現民主党政権に反対すのが共和党だ。ワクチンの義務化に反対する共和党の州知事が26州、ワクチン接種の義務化に反対している。

シアトルのあるワシントン州は民主党政権の州で、ワシントン州立大学のフットボールのヘッド・コーチ(42歳)がワクチン接種を拒否して職を失った。2019年までハワイ大学でヘッド・コーチを務めた人で、学生時代にはハワイ大学のスター選手でハワイでは名の知れた人だった。

ヘッド・コーチは、2025年までの5年契約で年俸が300万ドル(3.3億円)を超える最高賃金のワシントンの州職員だった。ワシントン州立大学の従業員の90%近くと学生の97%が予防接種を受けていた。コーチには毅然とした宗教的信念があって、ワクチン接種を拒否したらしい。宗教的免除を申請したが認められなかったようだ。

シアトルでは300人もの警官や消防士もワクチン接種を拒否して職を失いそうだ。民主党の州では何百人単位で警官や消防士が失おうとしている。地域の行政に支障をきたしそうだ。日本と違ってアメリカは州によってワクチンの対応が違うのが興味深い。それにしても、10億円以上の収入を失っても自分の信念を曲げないヘッドコーチの真似は私にはできない。


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