楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

2015年06月

鑑賞用パイナップル

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先日スーパーマーケットで買物を終えて外に出ると、店頭で鑑賞の熱帯植物に混ざってパイナップルの鉢があるのを見つけました。こんな光景を見るのも世界でもハワイだけでしょう。

覗きこんで見ていると、70代くらいの日系のおばさんが近寄って来て声をかけてくれました。

「こんなところで見るとは思わなかったよ。
収穫は植えてから18か月かかるから、食べごろになるにはまだ半年以上かかるよ!」

パイナップルについてはよく知っていると言った表情のおばさんは、遠い過去を懐かしむように笑顔を残しながらお店の中に消えていきました。

きっとハワイに移民してきたおばさんの両親や家族がパイナップルのプランテーションで働いていたのしょうでしょう。おばさん自身がプランテーションで働いていたのかもしれません。

毎日食べている完熟のハワイ産のパイナップルが1個2ドル99セント、この鉢植えは29ドル99セント。食べる目的で購入したらならば割に合わない鉢植えのパイナップルでも、リビングの日の当たる場所に置いておけばハワイにぴったりの置物になることは確かです。


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グラス・スカート・グリルが閉店?

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永遠に続くものは何もないのは世の常。今のワイキキの変化には驚くものがあります。変化しているのは、ワイキキだけではありません。田舎だと言われ続けてきたノースショアのハレイワにも開発の波が押し寄せています。

日本ではお笑い番組のハワイ特番でよく登場するグラススカート・グリルのジョニーが5月10日からお店を開けていません。ハレイワの顔になっているフォルクスワーゲンと星条旗のあのレストランです。10年以上、年中無休で働き蜂のように働いてきたジョニーには思うことがあるようです。

かつてはちゃんとした料理を出してくれるところが少なかったハレイワも、人気とともに数えきれないシュリンプトラックの出現からワイキキの人気レストランのオープンなどその食の風景が変わってきました。例外なくグラススカート・グリルにも開発の影響がこの数年に及んでいます。

昨年から聞かされてきたジョニーの将来ですが、ここで一休みして冷静に5年後、10年後の自分の姿を見つけることも大切です。今を逃したらできない夢の実現に向けて着実に計画を練っているようです。

5月10日からグラススカート・グリルには「Spring Cleaning」のサインが出ていますが、ビジネスの完全閉店とはまだなっていません。この夏のシーズンに向けて再オープンの余地も残しての一時閉店でした。

グラススカートのお隣のストロングカレント(アパレル&お土産店)の開店(10:30)と閉店(18:00)にはジョニーが毎日出ています。ハッピーなジョニーに会いたい人は、この時間帯に訪れて声をかけてあげてください。(私は定期的に今もジョニーに会っています)



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ハワイで62歳邦人死亡

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生きていれば、様々な出来事に出合います。嬉しいこと悲しいこと、できれば誰もが悲しい出来事には出合いたくありません。少しの注意で悲しい出来事を避けることができるのならば、それに越したことはありません。

2012年外務省発表の統計によると、海外で亡くなった邦人の数は537人、北米地域では67人が亡くなっています。1ヶ月約45名の人が世界のどこかで亡くなったことになります。毎日4千人~5千人にもおよぶ人が日本からハワイを訪れます。当然、その中には事故に逢ったり、病気になる人が出てきてもおかしくありません。中には亡くなる人もいます。

日本からホノルルに向かう航空機内で昨日、62歳の日本人男性が意識を失い、ホノルルに到着後病院に運ばれましたが午後に死亡が確認されました。男性は家族旅行だったのでしょうか?同行の家族の方の気持ちを考えるとやり切れません。

海外旅行中の日本人の死亡原因のトップが心筋梗塞と脳卒中です。機内のアルコール摂取も過度になると脳卒中の危険性が増大します。アルコール摂取は脱水を促進します。脱水症状になると血液が濃くなり、脳梗塞や心筋梗塞の可能性が高くなります。

機内はかなり乾燥していて、10時間のフライトで約800ccの水分が失われると言われています。アルコールは脱水を促進することを決して忘れてはいけません。コーヒー、お茶、ジュースも利尿作用があるので避けて、できるだけ水を飲むことをお勧めします。

日本に帰国する際、機内でお隣に70代のご夫婦と一緒になりました。3泊5日のハワイ旅行の旅行日程を見せてもらってびっくりしました。2泊をハワイ島で1泊がホノルルですが、ハワイ島の富士山よりも高い空気の薄いマウナケア山頂に行かれています。まさに殺人的なスケジュールです。

日本からの長いフライトに加え、19時間の大きな時差は想像以上に体に負担をかけています。海外旅行の高揚した気持ちに、つい無理をしがちになります。決して無理なスケジュールは立てないようにしましょう。

ハワイの医療費はなんと日本の10倍以上すると言われています。もし急病で倒れて集中医療(ICU)に入ってしまったら1日で100万円以上かかります。救急車も有料です。海外旅行傷害保険に加入していない方が緊急医療を受けた場合、最悪のケースだと何千万円もの治療費を支払わなくてはなりません。

もちろん海外傷害保険の加入は忘れてはいけません。クレジットカード付帯の旅行保険では、傷害・疾病治療で50万円しか保障されません。傷害や疾病の保障が低いと医療費のほとんどが自己負担になってしまうことにもなります。やはり海外旅行に出かける時は、海外旅行傷害保険に加入した方が賢明です。

海外で病院のお世話になることは自分だけはないだろうと思うのが普通です。アメリカの医療費は異常に高いことを忘れず、もしもに備えることはとても大切なことです。そして、ハワイと日本の移動には普段以上に気をつけることが必要です。

昨日亡くなった62歳の男性の死亡原因は明らかにされていませんが、日本を発ったその瞬間から体には大きな負担がかかっていることを決して忘れてはいけません。備えあれば憂いなし、7月、8月の夏のシーズンを直前に控え、これからハワイを訪れる人には嬉しいこと、楽しいことの思い出をたくさん作って日本に帰国してほしいと思います。

昨日亡くなられた方のご冥福をお祈りします。



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とんでもない国ギリシア

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労働者の4人に一人が公務員で、55歳の定年後は働いていた時の賃金と同じくらいの年金がもらえたら、そりゃ国家が破綻するのも時間の問題です。

この数年、忘れたころにギリシア問題が注目され世界の金融市場を混乱させてきました。ギリシアは年金の受取年齢を55歳から67歳に大幅に引き上げたり年金額の減少などの財政改革を提示して金融支援を求めています。6月30日が期限のユーロ圏からの金融支援がたとえ決まっても、破綻の先延ばしにすぎないでしょう。

お金を借りて公務員の給与や年金を払っていたら、いつまでたっても問題は解決しません。自転車操業のそんなギリシアが多額の借金を返済できるとは思えません。ギリシアは実質ディフォルト(債務不履行)状態です。

ギリシアはユーロ圏に加盟するためデタラメの数字を並べて(粉飾決算)メチャクチャの国家運営をしてきたのですから、国家破綻も仕方ないことでしょう。世界の金融市場もすでにギリシアの破綻は織り込み済みとして、以前ほど動揺しなくなってきました。

世界には実にさまざまな人たちが存在するものです。借金は踏み倒すもの、返済不能になるまで貸すのが悪いと逆切れされてはたまりません。世界の暖かい国に住む人たちの中には、そんな風に考える人たちがまだ存在します。まだまだ問題は続きそうです。



*今ワイキキには、ライオンズクラブのバッジを付けた人をたくさん見かけます。今日から30日までライオンズクラブ国際大会が開催されています。209か国から2万人が集まっています。ギリシアからの参加はあるのでしょうかね。明日は午前10時からライオンズクラブ各国の民族衣装のパレードがカラカウア通りであります。


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マイケル・ジャクソンの死「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」

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6月になって全米で公開された映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー(Love&Mercy)』を先日観てきました。

1960年代にカリフォルニアで兄弟と従弟、友人が集まって結成されたザ・ビーチ・ボーイズの中心的存在だったブライアン・ウィルソンの実話が映画になったのでした。ビーチ・ボーイズを知らない人も、彼らの曲は一度は聞いたことがあるでしょう。

天才と言われた音楽才能に恵まれたブライアンは、歴史に残る数々のヒット曲を生みだしました。当時世界的にヒットした同世代のビートルズにも大きな影響を与えています。そんなブライアンが廃人同様になりながらも、どん底で出会った愛に救われます。

この種の芸能情報にめっぽう詳しい妻からよく聞かされていましたが、実際に映像でブライアンの奇跡を見ると改めてブライアン&ビーチボーイズの偉大さを知ることができました。全編に流れるビーチ・ボーイズの名曲の数々は、半世紀の時代を超えても今も世界で愛されています。

幼いころ父親から虐待を受けきた事実や専門医によって健康管理&マインドコントロールされていたことなど、ブライアンにはマイケル・ジャクソンと共通するものが少なくありません。ブライアンは専門医からの束縛を逃れ生き延びました。マイケルは専門医によって殺されてしまいました。

あの日からすでに6年が経ちます。同じ世代のマイケルの悲報を聞いてショックを受けたのを昨日のように覚えています。マイケルも本当の愛に出会っていたら、ブライアンのように今も元気にステージに立っているはずです。音楽ファンにはお勧めの映画です。日本では8月1日に公開されます。


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ロングスで賢い買物

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スーパーごとの会員カードに、今はドラッグストアの会員カードが加わってますます面倒になったショッピングです。単純にレジに商品を持って行って買い物させてもらえない面倒な時代になりました。

アメリカにはさまざまな割引があって、それをうまく使うとタダ同然で買い物ができたりすします。日曜の新聞折り込みや雑誌などのクーポンをうまく組み合わせると、何百ドルの買い物もわずか数ドルで済ますこともできます。そんな人たちを紹介するテレビ番組もあるくらいです。彼女らの割引に対する執念はすごいものがあります。

去年からロングスの特売商品の割引には、extracare の会員カードを提示しなければ、会員価格で買物ができなくなりました(忘れた場合は電話番号を伝える)。買い物ののたびにカードを提示しなければならなく面倒だったのも慣れてきました。

毎週日曜日に変わる今週の特売品は会員カード(extracare)のバーコードを通さないと割引ならないシステムです。店内で簡単に会員になれるので、旅行者の人も会員になることをお勧めします。

新たなシステムは、店内の赤い機械で毎週発行される割引券をうまく利用すれば、商品によっては80%引きになるような商品もあるので毎週チェックが必要です。カード裏面のバーコードをスキャンさせれば何枚も割引券が出てきます。

例えば下の画像の割引券のように、コスメ(化粧)商品を$15以上購入すれば$5の割引きが受けられます。特売品のコスメ商品でも$15あれば$5が引かれるのです。特売価格でさえ安いのに、さらに安くなるのはうれしいものです。

ワイキキにもロングスのオープンが予定されています。お金は大切で、無駄使いはしたくないものです。物価の高いハワイでは賢い消費者にならないと生きていけません。


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日本ほど人気のないサッカー

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一足先に女子サッカーワールドカップ決勝トーナメントの準々決勝にコマを進めベスト8になったアメリカ、いつもながら盛り上がりに欠けています。先週の男子プロバスケットボールNBAの決勝戦にあれだけ沸いていたスポーツ界ですが、メディアも民衆もサッカーに関心がないようです。

きっと日本の今日のニュースのトップの一つは、日本代表がオランダに勝ってベスト8になったゲームが伝えられるでしょう。アメリカでは信じられないくらいの多くの日本人がこのニュースを見ることでしょう。民放放送がゴールデンタイムに試合を放送することはアメリカではありえません。

ハワイのローカル新聞のスポーツ欄がやっと今日のトップで女子サッカーワールドカップの記事を載せています。アメリカではサッカーは小学生のスポーツとして人気がありますが、プロリーグも他のスポーツと比べたら桁違いのマイナーなスポーツになっています。

フットボール、ベースボール、バスケットボール、アイスホッケーが飛びぬけて人気があり、それに続いてモータースポーツ、ゴルフなどがあります。日本の国民をあげての女子サッカーチーム日本代表の応援は、アメリカ人には異様に見えるようです。

アメリカ人にとってサッカーは子供のスポーツとしての認識が一般的のようです。日本人から見たら信じられないくらい人気のないアメリカのサッカーワールドカップですが、前回同様決勝戦でアメリカと日本代表のゲームが観られたらと思います。


*昨日に続き、今日もきれいな虹が見られました。

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レジ袋廃止まで1週間

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懐かしい昭和の風景に、ビニールを巻いた針金で編まれた買い物カゴを片手に近所の八百屋さんにその日の晩ご飯の食材を買いに行くのが日本中で見られました。昭和40年代ごろまでは日本の商店街でよく見られた懐かしい風景でした。そう、ちょっと前にヒットした日本映画『Always 三丁目の夕日』に出てくるような日本の風景です。

買い物カゴに鍋を持参して、豆腐や油揚げを買い物した時代があったこを知る人も少なくなったでしょう。昔はそれが不便だとは誰も思いませんでした。便利に慣れた生活を変えることは簡単ではありません。

かつて日本のどの家庭にもあったあのビニールの針金の買い物カゴが消えたのは、東京オリンピックが終わった昭和45年ごろからレジ袋(ビニール製、英語ではプラスチック製)が出現したからです。そして今、その便利なレジ袋が消えようとしています。


ハワイではマウイ島やカウアイ島、ハワイ島ではすでにレジ袋(ビニール袋、プラスチック袋)が禁止されています。オアフ島での施行は、いよいよ来週7月1日よりスタートします。ハワイに住む人はもちろん、ハワイを訪れる観光客のみなさんも、これからはエコバッグを利用する人が増えるでしょう。

エコバッグを忘れたら有料の従来のレジ袋を買えばいいと思いがちですが、ハワイの場合従来のレジ袋が禁止となります。「海洋生物と環境を保護し、ゴミを減らす」ということが、レジ袋禁止の目的ですが、店頭ではビニール(プラスチック)製のレジ袋に変わる紙製のレジ袋が主流となるようです。ただ全面禁止ではなく、果物&野菜、肉類などや冷凍製品など例外的にビニール(プラスチック)製のレジ袋が認められている物もあるようです。

市がビジネスをする人に取ったアンケートによると、44パーセントが紙袋、31パーセントがエコバッグ、25パーセントが堆肥にできる素材(compostable)を使用したバッグに転換するそうです。従来のビニール(プラスチック)製のレジ袋が1枚2セントだったものが、新たなレジ袋は10~14セントと割高になるためお店にはかなりの負担になるようです。

4年半前にマウイ島とカウアイ島からスタートしたビニール(プラスチック)製のレジ袋の廃止は、来週7月1日から実施されます。ホノルルではどのように変わっていくのかまたブログで紹介したいと思います。


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10ドル紙幣が変わる

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日本は高額の紙幣を持ち歩いても比較的安全な治安の良さから、1万円札や5千円札がよく利用されます。日本には2千円札があるのですが普及していません。

文化と社会構造の違いでしょうか、アメリカでは現金はあまり持ち歩かなく1ドルと20ドル紙幣がよく利用されます。ハワイでは銀行の現金支払機(ATM)で2千ドルの現金を下ろすと、20ドル紙幣が100枚出てきます。

先日、アメリカ財務省が2020年に発行する新しい10ドル紙幣に女性の肖像画を採用すると発表しました。女性の参政権を認めた憲法の改正から100年を記念して、女性の肖像画の紙幣の発行が予定されているのです。新10ドル紙幣に採用される女性が誰になるのかが、発表から話題になっています。

10ドル紙幣は20ドル紙幣ほど人気がありませんが、よく流通している紙幣です。現在の10ドル紙幣は初代財務長官だったアレクサンダー・ハミルトンですが、故人でアメリカの民主主義を象徴する人物が何人か候補に挙がっています。

日本では5千円札に樋口一葉が採用されているのに、今までアメリカの紙幣に女性がいなかったのが不思議です。硬貨にはスーザン・B・アンソニー(女性参政権に係った公民権指導者)が採用されている1ドル硬貨があります。



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ザ・バスでの光景

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バスは、さまざまな人を乗せていく。

ワイキキから20番のバスに乗った。20番はアラモアナ&ダウンタウン経由で空港、パールハーバーへ行ける。

サングラスに洒落た帽子姿の2人の日本人観光客と見られる若い女性が入口の優先席に座っている。バス停に止まるバスには次々と人が乗り込んでくる。下車する乗客はほとんどいない。バスの中の座席は埋まり、徐々に立っている乗客が多くなる。

ワイキキを出るあたりで80歳は超えていそうなお年寄りが何人か乗り込んできた。一人は杖をついている。優先席のサングラスの若い女性は、目の前にお年寄りが乗り込んできても立つ様子がない。

マイクを通して運転手が優先席をお年寄りに譲るようにアナウンスしても、2人は他人事のように微塵とも動こうとしない。運転手はシートベルトをはずして腰を上げた。大きな声で若い2人に席を譲るようにと言った。バスの乗客の視線は運転手と2人に集まった。

2人はきょとんとした表情で、運転手の剣幕に驚いたようだった。目の前の老人たちと運転手の表情から状況をやっと判断したのか、席を老人に譲った。運転手はため息をつき何かぼそぼそ言いながら、シートベルトを締めバスを発車させた。

若い観光客らしい2人はアラモアナSCの停留場で降りて行った。


ハワイの庶民の足、市バスのザ・バスの車内には障害者と老人のために前方に優先席が設けてあります。座席の窓ガラスには、英語と日本語でその表示がしてあります。人としてのマナーには国境がありません。マナーは守りたいものです。




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