ホノルルの昨日の最低温度はこの冬の最低で華氏60°(15.6℃)、最高温度が78°(25.6℃)でした。この時期の平均最低温度は67℃(19.4℃)なので、平年より少し寒いと感じるでしょう。室内は相変わらず冷房がガンガン効いていますので、いつもアロハシャツで応対しているホテルスタップがジャケットを着てます。
ハワイは15℃で震え上がっていますが、明日から寒波が襲い最高温度が10℃にも上がらない日本列島から考えたら贅沢な話です。冷房の効いたハワイの底冷えする冬はもう少し続くようです。
アクセス解析によると、私のブログ読者の85.8%が日本からのアクセスになっています。また世界115か国からのアクセスがありますが、きっとハワイが一番遅く新年を迎えることになるでしょう。
ハワイ生まれの日系人の2人の方から、日本語で「明けましておめでとうございます」と声をかけられました。一瞬「えっ・・・!」と思いましたが、私も「明けましておめでとうございます」と返しました。私たち日本人には少し違和感のある挨拶です。「明けましておめでとう」は、私たちには新年が明けてからの挨拶になりますが、言葉の文化を知ると興味深い背景が見えてきます。そこには、日本語と英語の難しさがあります。
日本の高校2年の英文法で、助動詞May の用法を学びます。May にはさまざまな使い方があるのですが、その一つに祈願文を作るのに使用されます。言葉通り、祈り願う文ですから、「・・・でありますように!」などと日本語では訳します。
さて Happy New Year ! は祈願文で、もともとは May you have a happy new Year ! が短く省略されたものです。(I wish you a happy new year ! も有り) Happy Birthday ! も、もともとは May you have a happy birthday ! になっています。今日のトップ画像も祈願文で、May your holidays be sweet ! となっています。(I wish you a happy new year ! も有り)
英語のHappy New Year ! は、2つの使い方の違う日本語訳が存在するのです。日本語に訳す場合、「明けましておめでとう」となるのが一般的でしょうか。年が明ける前の年末には私たち日本人は「よいお年をお迎えください」と挨拶をしますが、「明けましておめでとう」とは言いません。
英語では年末も年明けもどちらも Happy New Year ! ですますことができます。日本語の難しいところです。日系人の方が私に日本語で「明けましておめでとう」と挨拶したのは、微妙な使い分けをしない英語的な発想なのです。
これから新年を迎える(迎えた)日本のみなさま、Happy New Year ! (よいお年をお迎えください&明けましておめでとうございます)。まだ年の瀬の世界のみなさま、Happy New Year ! (よいお年をお迎えください)。みなさま、今年1年応援ありがとうございました。新年も「楽園ハワイと私」の応援よろしくお願いいたします。
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