楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

2014年05月

カメハメハベーカリー本日開店

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タロイモの紫色のマラサダで有名なカリヒのカメハメハ・ベーカリーが今日開店しました。驚くことに、日本のメディアで紹介されてから最近は日本からの旅行者もわざわざ訪れる有名なパン屋さんになりました。

今まで賃貸契約している建物の建て替えのために、火曜日を最後に古いお店が閉店して、新店舗に移転したのです。気になる移転先は、今のスクール・ストリートのお店から海側に1kmほど行ったところにある新店舗でのオープンでした。

カメハメハベーカリーの新店舗は、ライオンコーヒー前の通り(セイバーズ裏)を東に500mほどのシティ・スクウェア・ショッピングセンター(City Square Shopping Center)に移転しました。このカリヒのショッピングセンターの隣には自動車免許証の取得・更新のDMVがあり、昼時はとても混むショッピングセンターです。

今日オープンした新店舗をのぞいてみました。オープニングに間に合わなかったのか、お店の看板はまだ用意されていませんでした。古い店舗同様、新カメハメハベーカリーは今日午前2時のオープンでした。11時にお店に行くと、相変わらず出入りするお客さんが絶えません。みなさん、箱買いをしています。お目当ての紫色マラサダ(ポイ・グレーズド)は、まだ売り切れてはいませんでした。

このカリヒ周辺には、オリジナルパンケーキ(The Original Pancake House)、ボブズBQQ (Bob's BBQ)、パンケーキ&ワッフル(Pancakes&Waffles)などのB級グルメがそれぞれ歩いて行ける場所にあり、このカメハメハベーカリーの移転でこの地区がさらに注目されるでしょう。ワイキキからは42番バスでダウンタウン経由で乗り換えなく行けます。

紫マラサダは美味しいだけでなく90セントと手ごろにいただける値ごろ感から、これからもハワイブログネタになっていくことでしょう。日本からのご夫婦にも満足していただけたようです。


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ハワイ中華商工会議所

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1850年ハワイ政府が外国人の土地所有を認めます。アメリカ本土からの白人投資家は、砂糖キビプランテーションの経営のため、多くの労働者が必要になりました。日本人移民に先立ち、中国から初めての移民がおよそ200人ハワイにやってきます。その後、50年にわたりおよそ4万6千人の移民が中国からやってきました。

1911年に商売に携わる若い中国人のグループが相互援助の精神からハワイ中国人商工会議所を開設しました。中国人移民の商才にたけた人は、金融業などを始めます。ハワイにある地元資本の銀行の多くは、中国人移民の経営から始まっていると言われるほどです。

その銀行関係の人たちを中心にした2014年ハワイ中華商工会議所の役員就任ディナーパーティが今晩ありました。会場には、ハワイ州知事、ホノルル市長らの顔も見えるとても盛大なパーティでした。チャイナタウンにあるチャイニーズ・カルチャル・プラザのレストランの大広間は400人を越す人で溢れました。

私がハワイに引っ越してきて以来お世話になっているチャイナタウンにある銀行があります。とても家族的な銀行で、毎年旧正月にはチャイナタウンの銀行パーティに招待されます。銀行の支店長のモナが商工会議所の役員の一人で、昨年に続き私たち2人を招待してくれたのです。

料理の最後のスイーツは、Red Beans Soup(小豆を甘く煮たおしるこ)でした。少し柚子の香りがしてモチが入っていないのが少し日本のものと違いますが、まさに日本のおしるこです。美味しくいただくことができました。10品の中華料理を楽しみながら貴重な体験のできた3時間でした。



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ピンクパレスと同じ年に造られたプール

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1927年春、ワイキキにピンク・パレスのロイヤル・ハワイアン・ホテルが開業しました。当時のワイキキにはモアナ・サーフライダーホテルなど数軒のホテルしか建っていない87年前のことです。

その同じ年の夏にワイキキビーチから少し離れたカピオラニ公園のビーチサイドに建てられたのが、ワイキキ戦争記念プール(Waikiki War Memorial Natatorium)でした。ハワイから第一次世界大戦に参加した1万人の兵士をたたえるために建てられたものです。中央の入口の天辺には四羽の鷲が羽を広げて立っている立派な建物です。

縦100m、横40mの珍しい海水プールです。サーフィンでも有名なハワイの有名人、オリンピックで金メダルも受賞したデューク・カハナモクがオープニング・イベントで初泳ぎを披露しています。その日には7千人の人が集まったと言われています。

その後は、日本などの有名な選手を迎えた数々の世界的な水上競技大会の舞台となりました。戦前には、昭和史に残るNHKの実況放送「前畑ガンバレ!」の1936年ベルリンオリンピック200m平泳ぎ金メダリスト前畑秀子がこの記念プールの大会に参加しています。ここで、数々の世界新記録が樹立されました。

施設の老朽化が目立つようになった1979年、ついに記念プールは閉鎖されました。崩壊の恐れがある危険な建造物と指定されたのです。それ以来この記念プールは、取り壊しを巡ってさまざまな論議が交わされてきました。1973年には、最高裁は歴史的建造物の取り壊しは違法との判断を下しています。

昨年、ハワイ州知事とホノルル市長がこの地を公共の記念ビーチに変えて、入口中央の歴史的建物を移設する案を提示しました。完全に補修工事をして保存した場合69.4ミリオンドル(約70億円)かかるのに対して、18.4ミリオンドル(約19億円)の費用で済みます。現在検討されている案は、来年にはより具体的なプランに変わっていくようです。 

いずれにしても、ハワイの歴史を刻んできたワイキキ戦争記念プールの運命のゆくえが気にかかります。ここにきて、本土の関係機関が国の歴史的建造物「国宝(National Treasure)」に指定しようとする動きがでてきているのです。この建物の87年の歴史に想いを馳せながらワイキキビーチを散歩するのも、時にはいいものです。



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カメハメハベーカリー閉店

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タロイモの紫色のマラサダで有名なカリヒのカメハメハ・ベーカリーが今日閉店しました。驚くことに、日本のメディアで紹介されてから最近は日本からの旅行者も訪れる有名なパン屋さんになりました。

今まで賃貸契約している建物の建て替えのために、今日を最後に今のお店が移転するのです。気になる移転先は、今のスクール・ストリートのお店から海側に1kmほど行ったところにある新店舗でのオープンになるようです。ライオンコーヒー前の通りを東に500mほどの場所です。週末オープンした新店舗をのぞいて、また報告しましょう。

今更驚くことではありませんが、日本観光客にも人気のこのカメハメハ・ベーカリーは日本の企業とフランチャイズ契約したようです。間もなく日本でもあの紫色のマラサダが食べらるようです。極秘情報では、KCCのファーマーズマーケットで人気のあのお店も日本に進出するようです。

ハワイで生活する私たちたちは、日本のハワイブームにはとても驚かされます。ハワイで食べる美味しい基準と日本の美味しい基準が必ずしも同じだとは思えません。ハワイの地で食べるから美味しいものの、食の美味しさの基準が高い日本で生き残っていくには並大抵の美味しさでは太刀打ちできません。

熱しやすく冷めやすい日本人気質からすると、今のハワイブームが長続きするのかが注目されます。一時のブームだけに終わらず、ハワイの活性化のためにもブームは長続きしてほしいものです。




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今日は祭日メモリアルデー

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70年代から80年代の日本からのハワイのパッケージツアーは、午後のチェックインまでの時間つぶしに市内観光が含まれていました。ヌアヌ・パリにパンチボウルを訪れる、そんな時代がありました。もちろん、私の初めてのパンチボウルは、そんなツアーでの大型バスでの観光でした。


普段は静かなパンチボウル(国立太平洋記念基地)ですが、今日は一年で一番訪問者が多い特別な日です。メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の今日、午前8時半から、軍関係者などの遺族やハワイ州、ホノルル市の関係者が集まり、パンチボウルで厳粛な式典がありました。今日は、アメリカの国旗が半旗になる祝日です。

メモリアルデーを前に、約5万の数のレイとアメリカ小旗が用意されました。ハワイのボーイスカウトの少年らの手によって、前日パンチボウルの丘で眠る戦士らの墓に、レイと小旗が捧げられました。レイは一般市民からのドネーションがほとんどです。今年も例年同様、ボランティアの人々が、ホノルルハレ(市役所)でたくさんのレイの制作に参加しました。

私の母の兄(伯父)は1945年終戦2日前、急きょ参戦したソ連軍の銃の前に満州で亡くなっています。日本では戦争は過去のものになっていますが、アメリカでは今でも、中東の緊張した戦場にいるアメリカ兵もいます。伯父を始め世界の戦争で亡くなった人たちの冥福を祈ります。

ホノルルでは日本の新興宗教主催の「灯篭流し」が天気に恵まれ厳粛に行われました。今年で16年を迎える何万人もの人が参加する、ホノルルのメモリアルデーの恒例行事になっています。


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ハワイにやってきたサムライ

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日本人なら誰でも知っている黄門さま。葵の紋の水戸光圀公の刀を造っていたのが、武蔵の国、武州(今の八王子)の下原広重でした。もちろん時代は江戸時代の話です。

私の住むコンドの住人ロイ・カツヨシ・オオタケさんは日系2世です。ロイのお父さんは9歳の時、明治44年(1911年)に福島県からハワイに移住してきました。先に移住した父親や兄たちを頼って、母親と一緒に客船に乗ってやって来たのでした。

ロイはお父さんから大切にしなさいと手渡された家宝を持っています。それは祖先から代々伝わる日本刀です。ロイのお祖父さんがハワイに移住する時、荷物と一緒にハワイに持ち込んだものでした。

第二次世界大戦中のハワイの日系人強制収容所で、自分の父親が殺害された日系人のストーリーがハワイ・ファイブ・オー(Hawaii Five-O Season4-10)で放映されました。強制収容所に連れて行かれる日系人家族が持って行ける荷物は限られています。リビングルームに飾られた祖先から伝わる日本刀を大切そうに持ち出します。

文化人類学者ルース・ベネデクトの本が戦後(1946年)刊行されました。日本人とその文化を論じた『菊と刀』(The Chrysanthemum and the Sword)」は、アメリカ国務省戦時情報局海外情報部から依頼された調査に基づくものでした。アメリカは戦争に勝つために日本の戦争指導部の意思決定プロセスを知る必要があったのです。さらに進んで戦後の日本占領のために、日本人の考え方・感じ方をしっかり把握しておく必要があったのです。

『菊と刀』は、西洋人が日本人とその文化を理解するバイブルとなってきました。西洋人から見ると理解が難しい日本人の考え方や行動を、日本人の義理・恩・恥などの独特な深層感情を、長い歴史などに言及してわかりやすく説明しています。「菊」を愛でる優しく優雅な日本人は同時に、「刀」を崇拝する激しく残忍な国民でもありました。「菊」と「刀」は、日本人の象徴です。菊はパスポートの表紙(国章)にもなっています。

ロイのお祖父さんの父親は、江戸時代の人です。ロイのお祖父さんに刀が渡ったのは、きっとロイの祖先がサムライだったからにちがいありません。長い武士の江戸時代を終えて、日本は文明開花の明治を迎えますが、日本人の心にはまだ武士の魂が宿っていました。明治35年生まれのロイの父親はサムライとともにハワイにやって来たのでした。

サムライの魂が遠く日本から海を渡ってハワイにやって来ました。この刀にはそんな背景があるのかと思うと感動を覚えます。ロイのお祖父さんの出身の福島県には会津若松があり、かつての会津藩は武術武道家や古武術に長けた藩でした。伊達政宗のルーツがある地域です。ずっしりと重い刀の柄を握ると、何世紀も前の日本が見える気がします。

ロイの刀には「武州下原住廣重」の銘文があります。黄門さまの刀を造っていたと言われる刀職人の銘文です。推定400年以上前の日本刀です。刀は1941年の真珠湾攻撃直後に、没収を避けるため地中に長く隠されました。全長約66cmの立派な脇差しの小太刀は、残念なことに長く地中に埋められたため、傷みがひどく鞘は朽ちてしまいました。

刀骨董屋の鑑定では、最低でも数十万円の価値が付くはずです。ロイは生きているうちに、100年以上前に海を渡ってハワイにやって来た日本のサムライの魂を福島に還したいと考えています。



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今日も雨

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相変わらず、ハワイは不安定な天気が続いている。ノースショアまでの道のり、

ずっとワイパーの動きが気になる。

ハレイワに着くと空一面がグレーの雲に覆われ、小雨が本格的な雨に変わった。

小型バスから降りる日本からの旅行者は足元を気にしながら、

大きな水たまりを避けてハレイワの町に散る。

青い空と青い海を期待して来た人には残念なハワイの天気だ。

明日もまた、不安定な天気になるようだ。

月曜のメモリアルデイには、空も晴れて精霊流しが無事終わることを願いたい。




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ホノルル港で「ごきげんよう」海王丸

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月曜からホノルル港ビア10の岸壁にその美しい姿を見せていた日本の帆船「海王丸」が今日午前10時、予定通りホノルルを離れました。4月5日に東京港を出航した練習帆船「海王丸」が、サンフランシスコ経由でホノルルにやってきていたのでした。


「海王丸」は全長110メートル、4本のマストでメインマストは海面からおよそ50mあり、36枚の帆を張った美しい姿は「海の貴婦人」と呼ばれるにふさわしいものです。美しい姿だけでなく、毎年最速を記録した帆船に贈られる「ボストン・ティーポット・トロフィー」を過去に4回も受賞している早い帆船です。

2日前、制服姿の実習生の4人と偶然ダウンタウンで出会いました。今日午前の出港に、登檣礼(とうしょうれい)のセレモニーがあると実習生の方から聞いて、実習生のみなさんを見送りに行ってきました。見送りには、布哇日系人連合協会の会長さんのマツモトさん、元会長さんのトミナガさんらが日本の国旗を持って見送られました。

登檣礼とは、日本国内では「日本丸」と「海王丸」が訓練航海の為に出航する際に、実習生のみなさんが帆桁(マスト)などに配置し、見送りの来客に謝礼を示す儀式です。裸足でマストに登り、リーダーの合図に会わせて全員が­「ごきげんよう~」 と見送りの人たちに叫びます。静かなホノルル港に聞こえわたる若人の挨拶は、めったに見ることのできない感動するシーンでした。

実習生と乗務員140人以上を乗せた「海王丸」は、36枚の帆を張り、赤道上を東から西に流れる貿易風を利用して6月9日に東京に帰国の予定です。ダウンタウンで出会ったあの4人と実習生のみなんさんが無事に厳しい訓練航海を終え、世界の海で活躍されることを祈っています。

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日本並みに蒸し暑いホノルル

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ハワイは一年を通じて北東から吹いてくる乾いた涼しい貿易風で天候に恵まれています。その貿易風がハワイの西に停滞する低気圧に邪魔されて、南から湿った空気がハワイを覆っています。

まるで、日本の梅雨中の晴れ間のあの蒸し暑さのようです。クーラーの効いた部屋から屋外に出ると、ムッとした湿気が体を包み汗が吹き出します。この数週間の天候は安定していなくハワイらしくありません。短期の旅行者には気の毒なハワイです。

カリフォルニアは異常な干ばつで水不足が問題になっています。カリフォルニアと同じようにアリゾナも乾燥した空気に山火事の勢いが止まりません。

日曜日はウクレレ・ピクニックがカカアコ・ウォーターフロント・パークで開催されます。日本からもツアーでたくさんの人がやって来ます。日曜のホノルルは、時折、雷を伴うシャワーになるかもしれない天気予報ができています。来週にならないと、ハワイらしい天気が戻ってこないようです。日曜は予報が外れて、天気に恵まれたイベントになるよう祈っています。

*今日、ダウンタウンのウォルマートの外装の工事の囲いが取り除かれました。内装も終わり、あと商品を並べる段階のようです。オープンは間もなくでしょう。


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ホノルル港に「海の貴婦人」海王丸

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月曜の朝、ホノルル港ピア11に錨を下ろす大型帆船を見つけました。マストが4本もある大型の帆船です。見たことのある帆船です。日本の航海練習船の海王丸です。毎年ハワイにやって来るもう馴染みのある立派な大型練習帆船です。

「海王丸」は全長110メートル、4本のマストでメインマストは海面からおよそ50mあり、36枚の帆を張った美しい姿は「海の貴婦人」と呼ばれるにふさわしいものです。美しい姿だけでなく、毎年最速を記録した帆船に贈られる「ボストン・ティーポット・トロフィー」を過去に4回も受賞している早い帆船です。

4月5日に東京港を出港した練習帆船「海王丸」は、1ヶ月をかけてサンフランシスコまで航海して、12日をかけてハワイにやって来たのでした。「海王丸」には東京海洋大学、神戸大学、海技大学の実習生97人が乗船しています。6月9日に日本に帰国する予定だそうです。

ダウンタウンで、制服姿の実習生のみなさんに出会いました。バス停を探していた4人と、一緒に歩きながら言葉を交わしました。毎年感じるのは、彼らは実に礼儀正しく爽やかです。カメラを向けると、凛々しい顔で敬礼してくれました

実習生と乗務員140人以上を乗せた「海王丸」は、23日(金曜)に出港の予定です。36枚の帆を張り、赤道上を東から西に流れる貿易風を利用して17日をかけて東京に帰国の予定です。

爽やかで、礼儀正しい練習生のみなさんは将来、商船や海上保安庁などの船の船長や機関長になる人たちです。無事に訓練航海を終え、世界の海ですぐに活躍されることでしょう。


*宮林さん、登しょう礼のセレモニーで見送りさせてもらいます。


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2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。
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