楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

2013年10月

野球シーズンの終わり

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アメリカの野球シーズンが今日幕を閉じました。ワールドシリーズの閉めは、今シーズンを象徴するようなレッドソックスの上原投手が空振り三振をとるシーンです。感動的なシーズンの終わりでした。ボストンのホームグランドでの優勝は何と95年ぶりだそうです。ベーブ・ルースの時代です。

ハワイ・マウイ島出身のシェーン・ビクトリノ選手の満塁場面での活躍は、先のアメリカン・リーグ優勝を決めた試合の再現のようでした。リーグ優勝を決めたのはビクトリノ選手の満塁ホームラン、今日のワールドシリーズ優勝を決めたのはビクトリノの満塁場面での走者一掃の2塁打、当たりはもう少しでホームランでした。3試合ノーヒットで先の2試合にスタメンを外されていたのが嘘のようです。今日は2度の満塁でヒットを放ち4打点の今日のヒーローでした。昨日発表された守備に優れた選手に贈られるゴールデン・グラブ賞も受賞した、攻守に優れたハワイの誇る選手です。

ハワイ出身の選手が、セントルイス・カージナルスにもう一人いました。私がハワイ大学時代から注目していたハワイ島ヒロ出身のコルテン・ウォンです。昨年ハワイ大学からドラフト1位でカージナルスの選手になり、8月にメジャーに上がってきました。ワールドシリーズでは、第3試合に守備固めの1打席で初ヒットを放ち、盗塁を成功させています。第4試合では9回の1塁走者の代走として登場しましたが、上原投手のモーションに惑わされ、けん制アウト試合終了という苦い経験をしました。ワールドシリーズはウォン選手にはとてもいい経験になったはずです。来シーズンに期待できます。

6回2死満塁でのレッドソックス田沢投手の投球も優勝に貢献したことも忘れてはいけません。さまざまな新聞などのスポーツ欄で上原投手の特集があったのも印象的なシーズンでした。今年のアメリカプロ野球(MLB)は、日本人選手の活躍が目立つシーズンでした。日本&ハワイ出身選手を応援する野球ファンには、最期の1試合までたまらない気持ちのいいゲームでした。

ハワイでは2月から大学野球シーズンが始まります。私の野球観戦シーズンも来年2月までお休みです。さて、来年は楽天イーグルスの田中投手がメジャーにやってきます。彼がどこまでやってくれるか今から楽しみです。来シーズンも日本&ハワイ出身選手を応援していきたいと思います。


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けん制アウト

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パールハーバーに帰ってきた B-17

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20年ほど前、カリフォルニアのスワップミートでボーイング社が所有していた爆撃機のオリジナル写真(持出し禁止機密写真)を見つけたことがあります。爆撃機の形状とそのさまざまなエピソードに魅かれていました。大人になってからこの爆撃機の模型を造ったこともありました。

1935年にボーイング社が開発した戦略爆撃機 B-17、第二次世界大戦では、偵察と戦略爆撃機として使用されました。ドイツ本土爆撃でドイツのヒトラーを敗北に導いた、フライング・フォートレス(Flying Fortress 空飛ぶ要塞)と呼ばれたB-17 がハワイに戻ってきました。

B-17 は頑丈で安定性に優れ、エンジンが2つ止まっても、機体や翼が穴だらけになっても戻ってくるものが多く、搭乗員に信頼される爆撃機でした。爆撃機ながらその雄姿は絵になり、B-17 はさまざまな映画にも登場します。日本を空爆した無機質な B-29 とは大違いです。

1985年NBCテレビの「アメイジンング・ストーリ(Amazing Stories)」の一話にスティーヴン・スピルバーグ監督の作品があります。B-17 の「最後のミッション(The Mission)」は、主演ケヴィン・コスナー、音楽ジョン・ウィリアムズというテレビ番組にはもったいない作品です。

1990年に公開されたB-17 が主役の映画「メンフィス・ベル」はヒットしました。1953年の映画「グレン・ミラー物語」では、主役のジェームス・ステュアートが格納庫のB-17 の前で演奏します。もちろん、第二次世界大戦を扱った映画で B-17 を見つけることは難しくありません。

真珠湾攻撃の1970年の映画「トラ・トラ・トラ」では、1941年12月7日早朝フォードアイランドに駐機する多くのB-17 が飛び立つことなくゼロ戦の攻撃を受けて大破しました。日本の奇襲攻撃直後の12月17日にカリフォルニアからハワイに一機の B-17 がやって来ました。

その B-17 偵察爆撃機は、翌年2月11日任務を受けてオーストラリアに飛びます。フィジー、ニューカレドニアを経て2月20日にオーストラリアの基地に到着しました。翌日すぐにラバウル港を空襲爆撃する命を受けます。

1万トンの爆弾を投下した後、ラバウルから飛び立ったゼロ戦と空中戦になりました。空中戦で燃料を使い果たし、ニューギニア北部の沼地に着陸します。搭乗していた9人のクルーは何日も暑いなか、未開の地をさまよいます。ついに現地の小さな村にたどり着き、捜査隊によって救助されました。飛び立った基地に戻ったのは、着陸して36日後でした。

1942年2月に沼地に不時着した B-17 は、その後30年間発見されることなく、半分水に浸かる沼地で手付かずのまま放置されました。1972年に発見された B-17 を引き上げてアメリカ本土に回収するのにはニューカレドニア政府の許可が必要です。発見から34年経った2006年についに政府からの許可が下りました。ニュージーランドを経由して、2010年5月カリフォルニアに運ばれました。しばらくカリフォルニアで展示されました。

72年の月日を経て今年4月パールハーバーに帰ってきました。何度かのプラモデル製作で馴染みのあるあの雄姿です。目の前に横たわっているのは模型ではありません。言葉に言えない複雑な感激がありました。航空博物館のスタッフによると、復元するには5ミリオンドル(5億円)がかかるそうです。巨額の費用が必要で、現在は復元の予定はありません。いつの日か、復元された B-17 の雄姿を是非見てみたいと思います。

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カカアコ開発の始まり・ノードストローム・ラック移転

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ハワード・ヒューズ社が計画するオアフ島カカアコ地区再開発プロジェクト「ワード・ビレッジ」が着々と現実化しています。ワードセンターの映画館前の駐車場と斜め向いのピア1(Pier 1 Imports)跡には2棟の高層コンドミニアムがこれから建設されます。

コンドミニアムの建設に先駆け、ピア1(Pier 1 Imports)が隣の商業ビルに移転して来月1日にオープンします。ピア1の隣には、同じくカカアコ地区にあるノードストローム・ラック(Nordstrom Rack)も来月14日に移転オープンします。その隣は昨年オープンしたTJマックス(T.J.Maxx)。 コンドミニアムは、2016年のオープンを目指して間もなく工事が始まるでしょう。

以前CompUSAがあった場所の43階建てのコンドミニアム、ブレイズデール・センター前の駐車所の43階建てのコンドミニアム、ホノルル・アドバタイザー新聞社跡の46階建てのコンドミニアム建設はすでに販売もほぼ完売してすでに着工に取り掛かっています。アラモアナSCからダウンタウンの間のカカアコ地区には、これから10年ほどの間に20棟以上の高層コンドミニアムの建設が予定されています。

ハワイのゼネコンや不動産業界にとってはしばらく笑いが止まらない時代がやってきます。それぞれのディペロッパーは強気ですが、ホノルルの高需要も必ず反動があるはずです。1棟300ユニット以上のコンドミニアムの出現によって、インフラ(上下水道など)を心配する住民が少なくありません。

倉庫街のカカアコ地区が10年後にどのように変化するのか、じゅっくり見て行きたいと思います。

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まだ蒸し暑いハワイ

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この数ヶ月のハワイの蒸し暑さは、まったくハワイらしくない。陽が落ちても、なかなか涼しくならない。少し外を歩くと、蒸し暑さに嫌な汗が背中を伝う。

今日の暑さも異常だった。午後からコオラウ山脈を覆っていた黒い雲が、ダウンタウンに下りてきた。10分もしないうちに、街は夕方のように真っ暗になりバケツをひっくり返したような雨が降ってきた。

5分もすれば青空が見えてくるハワイのシャワー(にわか雨)とは違う。容赦なく雨脚の強い雨が落ちてくる。水はけの悪いところは、すぐに雨水の行き場がなく川のようになる。ホノルル港に閃光が落ちると同時に、落雷の轟きが街に広がる。きっとタンカーに積載する港のクレーンに落雷したにちがいない。

雨が降って少しは涼しくなると思ったけれど、クーラーの効いた部屋化から外に出ると湿気が体にまとわりついてくる。10月も残すところ少し。さて、いつなったらハワイらしい天候が戻るだろう?

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ダウンタウンのハロウィン・パーティ

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ダウンタウンのヌアヌ通りとホテル・ストリートを通行止めにして、今晩はハロウィンのブロック・パーティが午後5時から深夜まで開催されています。今日は、31日のハロウィンを待てない人でダウンタウンは仮装した人でいっぱいになりました。

ハワイではカラカウア通りのハロウィンの31日のブロック・パーティが大きなイベントになりますが、ローカルが集まる今年で6回目を迎えたダウンタウンのハロウィン・パーティも年々派手になり盛り上がっています。Hallowbaloo と呼ばれるイベントは、音楽とアートのフィスティバルとなっています。バンドステージなど様々な催しがあります。もちろん、ハロウィン仮装コンテストも開催されています。まさに、お祭りです。

それぞれ思考を凝らしてコスチュームに身を包みます。やはり個性的なコスチュームが目を引きます。ハロウィンパーティのピークの8時過ぎには動くのも大変なほどのたくさんの人が出ていました。例年にない蒸し暑いホノルルでは、被り物や厚手のコスチュームは汗びっしょりになり、仮装もたいへんです。

見ているだけでも楽しいハロウィンです。現在午後10時、まだ人が引く様子がありません。この界隈の10のクラブは、午前2時まで狂った人たちで朝まで盛り上がるでしょう。アメリカらしい一年に一度のお祭りは深夜まで続きます。

ワイキキからダウンタウン行きのバスの中、そんな仮装をした片腕の海賊キャプテンフックと妖精のカップルに出会いました。普段は見られない風景です。バスには、この時期にだけにしか見られないそんな人たちが何人も乗っていました。殺風景なバスの中、彼らを見ているだけで楽しくなりました。大人も子供楽しめる仮装お祭りが、アメリカのハロウィンです。


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ハワイ寿司食いねぇ

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ところ変れば、食変る。日本の伝統料理の寿司も、海外に行けば私たち日本人が初めて口にするような寿司に出会うこともあります。パリの日本料理屋の看板を見ると、寿司と焼き鳥がセットになっているようです。

太平洋を渡って、私たち日本人にない感性で創作されたのが「カリフォルニア・ロール」や「レインボー・ロール」です。寿司にアボカドを使う発想は、日本にはありません。海苔を食す文化をもたなく、海苔が苦手な人が多い西洋では、巻き寿司の海苔を内側に巻き込んで裏巻きになっています。

ウナギを食べたともない多くの西洋人には、海苔とウナギを裏巻きにすれば、馴染みのない魚介類や海苔を抵抗なく食べられるのです。まずアボカドが口の中で溶けて、酢の利いた白米にウナギの柔らかな肉感が口に広がります。ワサビを浸したしょう油を少しつけていただくと、それぞれの食材のよさがさらに高められます。

日本ではアボカドを食べたこともなかった私ですが、今ではビタミンやミネラルが豊富なアボカドが大好きです。コレステロールを下げ、老化防止にも役立つと言われる栄養価の高いアボカドは寿司に欠かせません。


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リリハベイカリー2号店オープン

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ヤミー・コリアンBBQを始め25のレストラン経営をするピーター・キム氏が5年前にリリハ・ベイカリーを買収してから、リリハ・ベイカリーが元気です。これから2号店、3号店をオアフ島で展開するようです。将来は、マウイ島などにも展開を計画しています。

リリハ地区にあるローカルに人気のパン&コーヒーショップのリリハ・ベイカリーが2号店を来年ニミッツ・ハイウェイにオープンします。サム・チョイズが今年リースを更新しないで惜しまれて3月に閉店したあの場所に、年が明けるとすぐに改装を手がけて5月にはオープンの予定です。

リリハ・ベイカリーと言えば名物のココパフです。地元市民に人気があり、一日に4800から7800も作られるそうです。日本のシュー・クリームの方が格段に美味しいと思うのですが・・・、いつも口にするたびにそう思うので、どうも私の口には合わないようです。

リリハ店の23席しかないカウンター席は、いつも席が空くのを待つ人がいます。オープンする2号店は7倍の163席が設けられるようなので、ストレスなくテーブルに着けるでしょう。

ディナーメニューも既存のハンバーガー・ステーキやビーフ・シチュの他に新しくプライム・リブなどを加わえるようです。ピーター・キム氏は、今年の夏にもアラモアナ・ホテル36階に本格的レストラン「シグネチャー・プライム・ステーキ&シーフード」をオープンさせています。

アラモアナSCのフードコート、マカイフードコートにはキム氏のお店が5店(ヤミーコリアンBBQ、ラハイナ・チキン、ステーキ&フィッシュ、ママズ・スパゲティ、チーズバーガー・ファクトリー)もあることを知りませんでした。

2008年に日系人の経営から韓国系の経営に変わったのは、日本人として少し寂しい気がしましたが、あらためて韓国パワーを感じるリリハ・ベイカリーの2号店のオープンのニュースでした。B級グルメファンに支持され、これからも躍進を続けることでしょう。


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家の前に妻の墓

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アメリカ南部テネシー州の田舎でジェイムスとパッツィが初めて出会ったのは、ジェイムスが11歳、パッツィが7歳の時でした。数年後ジェイムスは、町の「イチゴ祭り」にパッツィを誘います。二人きりの初めてのデートでした。パッツィが18歳になるのを待って、ジェイムスは結婚生活を始めました。

5人の子供に恵まれ、50年の結婚生活を前に妻のパッツィが66歳で4年前に亡くなりました。ジェイムスは、パッツィの「私が死んだら、アラバマ州の住み慣れた思い出の詰まったこの家の庭に埋めて」と言うのかねてからの望みを叶えます。

アメリカのほとんどの州は私有地に埋葬するのを禁止していません。田舎では私有地にお墓をもつのも決して珍しいことではありません。テネシー州グレースランドのエルヴィス・プレスリーの自宅には、エルヴィスのお墓があります。

事の始まりは、ジェイムスが自宅に妻を埋葬する許可を求めたことでした。当局としては、許可すれば自宅に埋葬を認める前例という既成事実が発生します。許可することができません。ジェイムスは許可を待つことなく、妻の望みどおり自宅の庭に埋葬しました。

市とジェイムスは、それから4年をかけて法廷で戦います。州の最高裁の最期の判決がこの10月に出ました。判決は市当局を支持する土葬を禁止するものでした。

裁判に巨額のお金と時間がかかり、74歳のジェイムスも疲れてしまったのでしょう。「妻は火葬されるのを恐れていたけれど、もう十分時間が経ったので彼女も理解してくれるだろう」と、判決に従うことになるようです。

お墓を掘り起こし、お棺を火葬にして、遺灰をお墓に戻します。表面的には、墓石はそのままで土葬のお棺がないだけです。土葬ではないものの、依然として庭にはお墓は存在します。ジェイムスは、今までのように毎日自宅のお墓参りができます。裁判は一体何だったのだと言う人も少なくありません。

50%を越える離婚率のアメリカですが、死んでもいつまでも一緒にいたいと願うジェイムスを支持する人が多いようです。私自身も、その時が来るのを考える歳になってきました。私たちは、カリフォルニアにも日本にも繋がっている青いハワイの海に戻ることを決めています。


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AP/Jay Reeves




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ダウンタウンに地下鉄

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ハワイの鉄道建設は、まだまだ紆余曲折を経てさまざまな問題に直面しそうです。まったく完成の絵が見えてきません。

ダウンタウンではニミッツハイウェイの上を高架で通すプランなのか、ベレタニアの地下を通すプランなのか、未だに決まっていないのには驚きます。カポレイではすでに工事が始まっています。

いずれにしても、実際に2両編成のモノレールのようなかわいい車両がワイキキを走り抜ける日はまだまだ先のようです。

ABC放送のヒットテレビドラマ「LOST(ロスト)」が、登場人物のフラッシュバック(回想場面)で使用した世界の都市の風景は、ほとんどがホノルルのダウンタウンにあります。

今日のトップ画像は、シーズン3の回想部分で使用されたロンドンの地下鉄(Tube)の入り口の階段です(実際はこの反対部分)。ダウンタウンのキングストリートとフォートストリートが交差する部分が地下のホノルル市のサテライト(派出所)になっているのです。

このサテライトでは、車の免許証の更新ができます。名義変更、登録更新もできますが、知る人が多くないのかいつも待つことなく更新ができます。ウォルマートがオープンしたら、買い物のついでに免許の更新をする人も増えるでしょう。

それにしても、このロンドンの地下鉄入り口はデジタル加工で背景にロンドンをはめ込むと、ロンドンそのものです。ハワイだと誰も思いません。

世界で一番古いロンドンの地下鉄が開通したのは、150年前の1863年です。さてホノルルの鉄道が開通するのはいつになるのでしょう?ホノルルのダウンタウンの地下を走らすのならば、「ロスト」のロンドン地下鉄のように、やはりキングストリートを走らすのが一番だと思います。

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閑散なカイムキ12tn Ave Grill

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週末土曜午後4時ワイアラエ・アベニューのカイムキを久しぶりに歩いてみた。ほとんど人が歩いてない。西日の強い12thアベニューには、日陰でホームレスの女性が一人寝ていた。ホームレスのカートに繋がれた犬が、わずかに命を感じさせる動きで私を見上げた。

38年間営業続けてきたローカルレストランの老舗「ビクトリアイン」が昨年閉店した。ハワイの一つの時代の終わりを告げるようなレストランの閉店だった。2004年、近くにちょっと洒落たレストランがオープンした。ディナーだけを提供する狭い店内のレストランだけれども、連日よく人がやって来る。

その「12th アベニュー・グリル」が、2倍の店舗の広さのビクトリアイン跡に移転した。まさにカイムキ地区の時代の移り変わりを象徴するような閉店と移転。1ミリオンドル(約1億円)をかけて内部の改装が終わり、この10月から営業を始めた。外の看板は開店に間に合わなかったのか、「ビクトリアイン」のものを再利用している。「ビクトリアイン」の文字が透けて読める。

メディアは、空間が広くなって利用しやすくなったと紹介しているが、私は狭い空間を周りの人と共有できる以前の店が好きだった。新店舗に行くのは何時になるだろう。

カイムキのこの界隈を歩いてみると、何店もの店舗が空になっていた。不動産のリース契約で家賃が上がって、止むえず閉店にいたったのだろうか?大きな商業施設に人が流れる時代、商店街で小さく営業を続けていくのは簡単ではないだろう。

久しぶりのカイムキは、日本の地方の駅前の商店街のような閑散とした空気がよどむ街の匂いがした。駐車している車の数を見れば、カイムキは私が思うほど悪くないのかもしれない。


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