去年10月に1ドル=151円台後半まで32年ぶりに値下がりした円相場。その後、急激な円安が是正され今年は129円台で始まった円相場も、金融緩和を続ける日本とアメリカの金利差が拡大してじりじりと円安が進んでいる。
この5月下旬には1ドル=140円台まで下落。6月下旬には145円台まで進んだ円安が、 先日に去年11月以来1ドル=148円台の値を付けている。昨年の151円突破も時間の問題のように見える。
単純に考えると円安ならば、日本の商品が安くなるはずだ。ハワイにある日本のスーパーの日本製品の値段は安くなっているのだろうか?全く安くなっていない。日本のドンキホーテで494円で販売されているインスタント味噌汁が、ハワイでは7.99ドル。今の為替相場では、およそ1200円もする高値の味噌汁だ。
割高感のある日本からハワイに輸入される日本製品は、円安が続けば少しは安くなってもよさそうなものだ。値上げは簡単にされるのだが、値下げは私たちが考えるようには簡単にはいかないようだ。円安のメリットを受けるには、やはりドルを持って日本旅行する以外にはないようだ。
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