マウイ島ラハイナの大火事に注目が集まり、この7月5日から始まったオアフ島の鉄道「スカイライン」の話題がすっかり注目されなくなった。人々の関心はラハイナの復興にあり、営業を開始したスカイラインのニュースもしばらくなかった。
ホノルル市当局が19日(火)、オアフ島の鉄道システム「スカイライン」について利用者数を発表した。 当局によると、夏の間の平日の乗客数は1日あたり3,000人を下回る日もあり、7月19日(水)には、約2,600名ともっとも少ない利用者数を記録したそうだ。
UHウエストキャンパスの大学の授業が始まって、今月13日(水)の利用者数は3,200名となって利用者が増えている。有料サービスの乗車初日の7月5日は、乗車した乗客は1日わずか1,245人と比べれば確かに増加している。予測されてはいたものの、市交通サービス局の楽天的な数はかなり下回っているようだ。
利用者が3,200人と多かった13日は14時間営業なので、1時間当たりの乗客数は228人。スカイラインは上下それぞれ10分おきに運行(84本)されていて、4両編成の1回の運行では19人が乗車したことになる。1車両では5人以下となる。700人が乗車できる4車両に19人とはさみしい限りだ。数日前の昼に利用した人の感想を立証する数字だ。
ホノルル当局は、今後6カ月でスカイラインの利用者数が1日4,000名に達する可能性があると絶望的な予想をしている。また、2025年にスカイラインが空港まで開通すれば、利用者数は1日1万人を超えるとしている。1万人を超えても700人が乗車できる4車両に60人しかならない。
ホノルル市は先月から公立高校生にHOLOカード(乗車カード)を無料で提供し、来年5月までザ・バスとスカイライン鉄道に無料で乗車できるようにしている。高校生に無料で乗車パスを提供するなど、当局は乗客数を上げるために躍起になっている。
ここに7月開業直後の当局の見通しがある。「秋に学校が再開されれば乗客数は増加し、2023年秋には1日あたり約8,000人の乗客が訪れる」と予想している。2023年の秋はいつやって来るのだろう?また当局の「スカイラインには利益を上げる意図は全くなく、乗客数に関わらず赤字でも運営を継続する」と云う開きなおった見解にはあきれるばかりだ。
ホノルル市当局が19日(火)、オアフ島の鉄道システム「スカイライン」について利用者数を発表した。 当局によると、夏の間の平日の乗客数は1日あたり3,000人を下回る日もあり、7月19日(水)には、約2,600名ともっとも少ない利用者数を記録したそうだ。
UHウエストキャンパスの大学の授業が始まって、今月13日(水)の利用者数は3,200名となって利用者が増えている。有料サービスの乗車初日の7月5日は、乗車した乗客は1日わずか1,245人と比べれば確かに増加している。予測されてはいたものの、市交通サービス局の楽天的な数はかなり下回っているようだ。
利用者が3,200人と多かった13日は14時間営業なので、1時間当たりの乗客数は228人。スカイラインは上下それぞれ10分おきに運行(84本)されていて、4両編成の1回の運行では19人が乗車したことになる。1車両では5人以下となる。700人が乗車できる4車両に19人とはさみしい限りだ。数日前の昼に利用した人の感想を立証する数字だ。
ホノルル当局は、今後6カ月でスカイラインの利用者数が1日4,000名に達する可能性があると絶望的な予想をしている。また、2025年にスカイラインが空港まで開通すれば、利用者数は1日1万人を超えるとしている。1万人を超えても700人が乗車できる4車両に60人しかならない。
ホノルル市は先月から公立高校生にHOLOカード(乗車カード)を無料で提供し、来年5月までザ・バスとスカイライン鉄道に無料で乗車できるようにしている。高校生に無料で乗車パスを提供するなど、当局は乗客数を上げるために躍起になっている。
ここに7月開業直後の当局の見通しがある。「秋に学校が再開されれば乗客数は増加し、2023年秋には1日あたり約8,000人の乗客が訪れる」と予想している。2023年の秋はいつやって来るのだろう?また当局の「スカイラインには利益を上げる意図は全くなく、乗客数に関わらず赤字でも運営を継続する」と云う開きなおった見解にはあきれるばかりだ。

